あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2022年師走蝶人映画劇場その1

2022-12-08 16:11:13 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3087~91  

 

1)イ・チャンドン監督の「ペパーミント・キャンディ」

主演のソル・ギョングが鉄道自殺するまでの20年間、20代から40代までの複雑怪奇な道行を7つのシークエンスで描くが、時系列が逆なので分かりにくい。

 

2)ユン・ガウン監督の「わたしたち」

2015年製作の韓国の少女映画。主演の小学4年生役のテェ・スインが素晴らしい。こじれにこじれた親友との仲が再び結ばれますように。

 

3)キム・ボラ監督の「はちどり」

2018年の韓国の少女映画。主演のパク・ジフが素晴らしいが、後半の山場に大橋墜落事故を使うのはいただけない。

 

4)キャロル・バラード監督の「ネバー・クライ・ウルフ」

カナダ北部のツンドラ地帯に舞い降りた生物学者とオオカミ、先住民との友愛を描く1983年の不思議な映画。

 

5)張楊監督の「胡同のひまわり」

2005年の中国映画。登場人物はみな個性的だが、絵描きの夢を息子に押し付けた父親はどう考えてもちとやりすぎなり。

  新しい景色なんてどこにもないぞどこまで行っても見慣れた景色さ 蝶人

 

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