katsura's note

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気晴らしに

2007年02月04日 | Weblog
今日(2月3日)は父が一時帰宅していたので、一緒に鍋をつついたり、節分の豆まきをしたりした我が家。

一家の主がいるのといないのとでは、やはり落ち着き感やどっしり感も違うなーなんて思いました。

特に節分なんて、夜更け前にいつも父が「そろそろやろうか~、(2階にいる)娘達降りてこーい」なんて号令がかかります。

もしかすると今年は父以外で寂しく節分しなくちゃいけないのー?なんて思っていたら、ちょうどよく外出許可が出て、本人もほっとした様子。

夕食も一緒にできるので、何が食べたい?と聞くと、(病院にいろんな方から差し入れが入るし食べたいものはわりと食べているけど、あえて病院で食べられないものとして)「鍋」とひとこと。

そこで、夕飯はあんこう鍋&ふぐのしゃぶしゃぶになりました。やはり鍋って家庭って感じもするし、温かい雰囲気もあっていいですねー。父はふぐしゃぶの思い出話や、話題に上がった会社繋がりの方とのエピソードを懐かしみながら話していました。一家団欒を楽しんで病院に戻った父。今日は元気にしてくれていて、こんな日が一日でも多くなるといいなと思います。

ただ、うちの母。多少疲れが見え隠れしています。核家族と違って、祖母が一緒に住んでいるのもあり、普段仲良しではいますが、それでも一人の時間も欲しいもの。

うちの祖母、とても寂しがり屋+少し物忘れもあったりするので、一人にさせず必ず家族の誰かと一緒にいるようにしています。すると、母は一日中一緒だったりする日もあるので、(もちろん素振りこそ見せないようにしていますがそれでも)どうしても気疲れしてしまうこともあり…

祖母も同様に「則子さんには世話ばかりかけて悪いわね…」と思っていることも事実。そんな二人を見ていると、実の親子より本当にお互いを思い遣っているのがわかります。そんな二人を見て、周りの方達も「あんなに仲の良い嫁姑もいない」という程です。

そんな折、母に時間を作ってあげたい、そして、ここのところ(父の病状のことや様々なことで)心配ばかりしている祖母を気晴らしに連れて行きたいと思い、また、自分自身も映画を見たくて仕方なかったので、祖母と映画に行ってきました!

しかもレイトショーでスタートは22時。祖母を誘うと、「じゃ、行ってみようか!」と乗り気。そこで、タクシーを使って映画館へ。見たかった“幸せのちから”を見てきました。

映画が終わった24時すぎまで眠いそぶりすら見せない祖母。一緒に見ながら、この映画を見て、少しでも良い気分転換ができていたり、感動してくれているといいな、なんて思ってしまいました。

映画の感想を話しながらタクシーで帰宅。帰宅後、お礼を言う祖母。逆に私の方がお礼を言いたい気持ちになりました。

祖母や母のことを気遣って一緒に行ったはずの私ですが、逆に私もとても良い時間が過ごせたこと、感謝したい気持ちになりました。

現在、療養中の父のみならず、母、祖母もいつまでも明るく元気でいて欲しいなと思うのでした。彼らには逆に私から感謝の気持ちでいっぱいです。


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