先日、J2東京Vの来シーズンの経営に関するニュースが流れました。以下、J2降格が決まったJ1千葉の記事とともに抜粋して紹介。
J2東京Vは、出資している稲城市、多摩市、日野市、立川市の4市に増資を要請したとか。現在、4市の保有株式は0.1%未満だそうです。昨日、この4市の市長や教育委員会など関係者が集まり、出資四市合同懇親会が開催されたそうです。
また、クラブ会長は、Jリーグが経営権譲渡の条件として課しているスポンサー料の確保として、'010年度の事業計画で示した5億4,000万円のスポンサー料収入について「順調」と発表。
元々は企業系のイメージがありましたが、現在は地元の自治体の出資を受けているようですね。地域に根ざすクラブとして、再出発して欲しいと思います。
また、先週末にJ2降格になってしまったJ1千葉について、「J2落ちは当然」との声も出ているそうです。オシム監督が代表監督に転身してからは転落していったと言えます。そして、その低迷の要因は、他の部分にあるとの報道があります。夕刊フジの報道でありますが、興味深い内容です。
チーム名は「ジェフ」。「JEF」の「JEは」は「JR EAST」、「F」は古河電工の頭文字から取っていると聞いています。名前からしてこの2社の合同運営である事がよくわかります。クラブ株式も50%ずつ分け合っているそうですが、この古河電工とJR東日本のフロント陣による足の引っ張り合いがあったと記事にはありました。
今季、鳴り物入りで獲得したミラー前監督を招聘したのはJR東日本派。結果はリーグ戦19試合で4勝7分8敗と成績不振でシーズン途中で解任。その後はオシム氏の流れをくむ、生え抜きの江尻監督に動いたのが古河電工派。しかし、リーグ5分7敗と未勝利だったが、来季続投が決定。
Jリーグ関係者も親会社同士の確執を指摘しているそうです。チームのフロント陣には親会社から天下り族しかやってこないとも書かれています。古河といえば、川渕キャプテンがOBという名門です。まずはフロントを立て直さない限り、来季1年でのJ1復帰の道も厳しいと言わざるを得ないと締めくくっています。
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