J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

がんばれ!ニッポン53

2024-07-03 00:01:21 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 つい最近まで、男女のバレー日本代表が大活躍でした。特に男子代表、ネーションズリーグで何と47年ぶりの銀メダルどうしても長年、バレー代表は女高男低で、男子は世界のパワーに打ち負けているイメージが続いていました。その分、男子が準優勝って、信じられなかったのが本音です。パリ五輪を前に急成長した男子代表。何があったのか知りたいと思い、リスペクトさせていただきました。

「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー - スポーツナビ

「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー - スポーツナビ

 男子バレー日本代表の勢いが止まらない。 6月6日に愛知で開幕し、世界を転戦するネーションズリーグ。8戦を終え8連勝で負…

スポーツナビ

 

【「男子は弱い、つまらない」はもう終わり ブラジルに30年ぶり勝利、快進撃続く男子バレー】
「6月6日に愛知で開幕し、世界を転戦するネーションズリーグ。8戦を終え8連勝で負けなし、堂々の首位を走るだけでなく、22日にはバレーボールの強豪と言えば常に誰もがその名を挙げるブラジルから、公式戦で実に30年ぶりとなる勝利を収めた。」
〔スタメンの組織力に加え、完璧な準備をして待つリザーブ〕
「世間の下馬評を覆す“強さ”の理由は何か。組織力だ。誰が出ても、それぞれの役割を完璧に果たす。当たり前のことが、高いレベルでより当たり前にできている。それが現在の男子バレー日本代表の強さといっても過言ではない。」
「集団球技のバレーボールだが、やはり目が向けられがちなのは得点を挙げる選手でありポジション。エースと言われるアウトサイドヒッター、オポジットが注目を浴びることが多く、実際に日本でこのポジションを担う主将の石川祐希はアルゼンチン戦を終えた段階で142点とベストスコアラーランキングで1位と3ポイント差の2位、137点の髙橋藍も3位と具体的な数字が好調さの裏付けをしているのも事実だ。加えて、オポジットも西田有志と宮浦健人がそれぞれの長所を発揮して攻撃の柱となり、ミドルブロッカーの小野寺太志、山内晶大、髙橋健太郎もブロックだけでなくサイドアウトにブレイク、さまざまな局面で攻撃面でも存在感を発揮している。
 そして忘れてはならないのが、そんな彼らを活かすにはどんな強打も正確かつ次のプレーにつなげやすい質のレシーブを提供するリベロの山本智大がいること。そしてそのボールをトスにしてアタッカーが打ちやすい場所に提供するセッターの関田誠大がいること。活躍を数字で示しているのは攻撃陣のみならず、強烈な打球を好レシーブで何度もチャンスを演出した山本はベストディガーランキングで3位、世界中を魅了する攻撃を組み立てる関田はベストセッターランキングで1位。陰の立役者というにはあまりに過分すぎるほどの活躍を見せている2人の存在は、現在の日本男子バレーを語るうえで不可欠だ。
 それぞれのポジションに、まさに日本を代表する選手たちが揃う。なるほど、さすがの組織力と思われるかもしれないが、それだけではない。むしろスタートで出る選手だけでなく、リザーブとしてベンチでいつ出番が来ても己の力、役割を果たすのみ、と完璧な準備をして待つ選手たちの存在も大きい。」

〔海外リーグに参戦する選手も増え、「世界と戦う」ことが明確に〕
「果たすべき役割を理解し、全うすることができる理由。もちろん選手個々の能力の高さはさることながら、チームとしてコンセプトがあり、遂行するために自分は何をすべきか。すべてが明確に描かれ、共有されているからに他ならない。
 そしてもう1つ。「強さ」につながる変化をもたらしたのは、選手たちにとって戦う、目指すべき“世界”が明確に示されたことだ。」
「世界のバレーボールのスタンダードをブラン監督が説き、選手に植え付け、徹底させる。加えて、石川や西田、関田、髙橋藍、宮浦、イタリアやポーランドリーグで戦う選手も増えた。日本のVリーグに所属する選手も、自チームを外国人指導者が指揮することや、所属するチームメイトが世界トップクラスの選手であることもプラスに働き、日々の練習から常に“世界”がリンクした。」

 47年ぶりとか30年ぶりとか、そういう数字が続きます。それくらい急に強くなったという事でしょうか。その要因は海外組が増えた事もあるのかな。石川主将はベストスコアラーランキングで2位、山本選手はベストディガーランキングで3位、関田選手はベストセッターランキングで1位とかすごい順位も出てきます。このコラムでは組織力が大きいと言っています。それぞれのポジションに、まさに日本を代表する選手たちが揃うと。
 そして監督の部分も大きいのかな。世界のスタンダードを説いていたそうですが、そのブラン監督は元フランス代表監督で、優勝こそないものの、幾多の世界大会で準優勝を何度も達成されています。当ブログで大昔から口にしていた「世界を知る」監督。日本人監督ではこうはいきません。ただ、そのブラン監督もパリ五輪までだそうです。もう少しやって欲しかった。

16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道 - スポーツナビ

16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道 - スポーツナビ

 バレーボールのパリ五輪予選(OQT)が、男子はブラジル、日本、中国の3ヵ国で開催された。日本は序盤のエジプト戦の敗戦で…

スポーツナビ

 

【16年ぶり自力五輪切符をもたらした「組織力」 悲願のメダル獲得へ男子バレーが進むべき道】
「バレーボールのパリ五輪予選(OQT)が、男子はブラジル、日本、中国の3ヵ国で開催された。日本は序盤のエジプト戦の敗戦で窮地に立たされたが、その後のチュニジア、トルコ、セルビア、スロベニアとの4戦をすべてストレートで撃破。グループBの2位を確定させ、北京五輪以来となる16年ぶり自力五輪切符を手にした。」
〔OQTの重圧に歯車が嚙み合わなかった序盤戦〕
「自信を裏付けるのは確かな戦略だ。ブラン監督は相手チームのローテーションや、相手セッター、スパイカーの特徴を細かく分析し、そのデータをもとに守備の戦術を熟考している。選手たちはそのいくつものパターンを繰り返し練習し、頭に叩き込み、体に沁み込ませて試合に臨んでいる。特に日本の戦略の効果が顕著に表れ始めたのが3戦目のチュニジア戦からだ。
 クイックの多い相手に対してはミドルブロッカーをコミットブロックで徹底的にマーク。相手がサイドを使い始めると今度はミドルブロッカーを捨てて、サイドにブロックを集める。ブロックが機能することで、後ろの選手は守りやすくなった。リベロの山本だけではなく高橋藍、石川も好ディグを連発し、日本が確立してきた「つなぐバレーボール」が完全復活を果たしたのだ。」
「ブロッカーに求める力や、後ろを守るレシーバーに求める約束事を口酸っぱく説き、練習を重ねた。同時にボールに触る選手以外は、次のプレーに備えることを徹底する。ラリー中も2人以上が攻撃の準備に入ることで、だからこそブレイクやラリー中にも、相手のブロックが反応できないほどの素早い、しかも多彩な攻撃を繰り出すことができるのだ。日本のように体の小さな選手たちが国際舞台で勝つためのシステムを、ブラン監督は7年かけて作り上げた。
 そのシステムが徐々に機能していった結果が、もう1敗もできない崖っぷちからの4試合連続ストレート勝ち、パリ五輪の出場権獲得につながったのである。」

 

男子日本代表 2024

日本バレーボール協会の公式サイトです。バレーボール、ビーチバレーボール日本代表の最新情報に加え、国内・国際大会の日程と結果、バレともチケット、海外遠征の情報や写...

公益財団法人日本バレーボール協会

 

 五輪への16年ぶりの自力出場獲得もそうでした。世界ランク2位というのもありました。まさに記録づくめ。ブラン監督は相手チームのローテーションや、相手セッター、スパイカーの特徴を細かく分析し、そのデータをもとに戦術を考えているとあります。やはり戦術ですね。選手の自主性を考えて、自分達で考えろというどこかの監督とは違います。求める約束事が多いのも、特徴ですね。オシム監督を思い出します。ブラン監督は今の強いチームを7年かけて作っていったわけですね。
 さぁあと1ケ月(全く実感はありませんが)後のパリ五輪本番が楽しみですね。五輪の組み合わせはC組で、ドイツ、アルゼンチン、アメリカと同組。初戦のドイツ戦は7月27日とすぐ来ます。いよいよオリンピックですね。
#がんばろう石川 #がんばろう能登



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Bリーグについて98 | トップ | 日本代表のこと・・・596 »

コメントを投稿