生観戦レポです。
10日(日)にジップアリーナ岡山で開催された、皇后杯全日本バレーボール選手権大会中国ブロックラウンドの観戦に行ってきました。この日は大会2日目という事で、3回戦から始まりました。岡山シーガルズと倉敷アブレイズが揃って出場しており、両チームとも決勝に進出し、3回目の岡山ダービーが実現しました。という事で、今日は岡山シーガルズ目線でレポ行ってみたいと思います。倉敷アブレイズ編は昨日です。
会場に入場。奥2コートが男子、手前2コートが女子になり、一番手前が岡山(シーガルズ)対IPUさん、2番目のコートが倉敷(アブレイズ)対大野石油広島オイラーズさんの試合でした。着席位置は両方見えるゴール裏真ん中でした。対戦相手を最初は就実高校さんと勘違いしていましたが、岡山の相手はIPUさんでした。IPUさんはよく倉敷と対戦していましたね。
第1セット。IPUさんは若さが出たのか点差が開いていきました。岡山は終始リードをキープ。しかし、IPUさんが徐々に追い上げていき、23-23の同点に。不満げな河本監督の様子が遠くからよく見えました。ついにデュースになってしまう。それでも何とか岡山が26-24で競り勝ちました。
第2セット。横の客席で青い服を着た人たちの応援盛り上がっているなぁ、シーガルズの応援団かなと思ったら、IPUさんの方でした。岡山は追いつかれて7-7。出場選手は背番号を見ると佐伯、船田、甲斐、濱田、田口、中本選手という若手中心の顔ぶれでした。やはり佐伯選手のスパイクは大学生にはきついのかな。岡山は29-19で見事勝ち抜けました。そして倉敷も勝ち抜けて、岡山ダービーが実現。
この日も国体予選の時と同様に飛車角抜きの体裁。主力選手では宮下、川島両選手がベンチ外。でもよく見ると2人はサポート役でそばにいましたね。他の主力選手は大体出ていたのでは。倉敷の第3セットの時に岡山の選手達が出てきて、じっと並んで試合を観ていました。
その後にまずは岡山の選手の練習。岡山は早めに登場して練習を始めていました。倉敷が第3セットまで持ち込まれたので、その分時間に余裕がある。見ると、河本監督が真ん中に入って、熱心に練習指導されていました。監督自ら宇賀神選手にトスワークの特訓もしていました。ベンチで集合した時も、リーグ戦では余り選手の輪の中には長居しない様子でしたが、この日はじっくり自らコーチングをされていました。
試合開始。第1セット。やはり倉敷は佐伯選手のスパイクには手が出ない様子でしたね。全日本級ですからね。中本選手もどんどん決めてきます。そして金田選手登場。やはり強烈。3人のスパイカーがすっかり圧倒していました。両チームの差はやはりスパイカーかな。やはり、倉敷は田丸選手を欠いたのが痛かったか。倉敷は終始ミスが出てしまい、地力の差が出ました。25-16で岡山が取る。
第2セット。一転競り合いの展開。倉敷がリードしたら、岡山が強烈なスパイクで追いつくという流れ。岡山は開幕前のコンディションの確認にちょうど良かったか。結局、宇賀神選手はそれほど出場せず、温存みたいな形になりました。結果は第2セットも25-17で完勝し、V1チームの貫録を見せつけた格好でした。
試合後、そのままその場で表彰式のようなものをされていましたが、かなり簡素でした。役員の方がコートの中で賞状を読み上げていましたが、マイクが無かったので、やってるだけのような風景。あとは、岡山の事務局スタッフが急いで整えた大きな横断幕の前に整列し、集合写真を撮って終了。その後は両チームとも早々に引上げていきました。
クラブ公式HP該当ページ:https://okayama.v-seagulls.co.jp/matchresult/r5kougouhai_ghugoku/
日本バレーボール協会公式HP該当ページ:https://www.jva.or.jp/results/scorebox/629
さて、今の戦力で今季は戦えるのでしょうか。結局付選手とタナッチャ選手がいなくなって、またしても外国人選手無しのチームに逆戻りです。選手層は余り昨季と変わっていない、もしくは戦力ダウンしたのかもしれません。確か来年は新リーグなので降格は無いと思われるので、安心材料ではありますが、それでいいのでしょうか。新リーグでそのうち昇降格が始まれば、また2部落ちの心配が出てくる。下から新しいライバルの突き上げも徐々にやって来るでしょう。
そして明日は何と、岡山シーガルズのファン感謝デーがあります。及川選手の引退セレモニーがあるそうで、楽しみにしています。ホント、フロント入りしませんかね。気になる及川さんの今後の動向も明日わかるのかな。
#がんばろう日本
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