Ｊリーグ百年構想について２

　「Ｊリーグ百年構想　ピッチの日」というイベントが、Ｊ公式試合で順番に開催されています。Ｊリーグ百年構想パートナーの朝日新聞社の協力で、子どもたちが芝生に触れることのできるイベントとして実施されています。
　　　　　　　　　　　　
　Ｊリーグは、これまで「Ｊリーグ百年構想」のスローガンの元に、緑の芝生に覆われたスポーツ施設をつくることや、芝生の上で世代を超えた触れ合いの輪を広げることを目指し、Ｊクラブを中心に地域に根差したスポーツ文化の振興活動に取り組んでこられました。
　この「Ｊリーグ百年構想　ピッチの日」は、この百年構想の理念をより具現化したイベントとして、Ｊリーグの全クラブが各試合会場にて、子どもたちが芝生に触れることのできる機会をご提供するものだそうです。
　具体的な体験内容としては、実績を見る限り、ピッチ見学や試合後にピッチの芝生補修作業や、試合前のピッチでのサッカー教室を実施するようですね。

　過去の開催実績です。
第１回（Ｊ１）：５月16日（土）　／　豊田スタジアム
第２回（Ｊ１）：５月24日（日）　／　ヤマハスタジアム（磐田）
第３回（Ｊ２）：６月14日（日）　／　ニッパツ三ツ沢球技場

※ちなみに、第３回の横浜ＦＣの相手は、Ｊ２岡山でした。逆に桃太郎スタジアムが開催場所になる日は早くくるのでしょうか。

《Ｊリーグ百年構想とは》
あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設を作ること。サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブを作ること。「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

　ＪリーグやＪリーグ各クラブは、「Ｊリーグ百年構想～スポーツでもっと幸せな国へ～”」をキーワードに、「地域に根ざしたスポーツクラブ」を目指して、地域社会と一体となったクラブづくりに取り組んでいるとあります。
　Ｊリーグ百年構想は、Ｊリーグだけの事業ではありません。Ｊクラブの事業でもあります。「サッカーだけでいい」「他のスポーツが何だ」「地域振興は後回しでいい」という気持ちを持っている人が、もしおられるとしたら「Ｊリーグの一員」ではなく、将来へ向けての視野が狭い「障害」だと個人的に思います。
Ｊリーグ百年構想　ピッチの日公式ＨＰ：http://www.j-league.or.jp/100year/lawn/pitchday/