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バスケットボールリーグについて15

2011-02-02 00:33:13 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 先日の日経新聞に「女子バスケ・JALラビッツ 新潟へ」というタイトルで、女子バスケットボール・WリーグのJALラビッツが、アルビレックス新潟を運営するNSGグループに譲渡されるニュースが出ていました。新潟すごいなと素直に感動してしまいました。以下、抜粋して紹介。
           
 Wリーグの「日本航空JALラビッツ」は、'67年に同好会として創部。′81年からラビッツとして強化。'05年に全日本総合選手権で優勝。Wリーグでは、'02年。'04年、'05年に準優勝。昨シーズンは4強。深田祐介氏の小説のモデルになり、'08年に「フライング☆ラビッツ」として映画公開される。

 JALラビッツからの新チームは、一般社団法人としてスタートする予定で、選手はグループ内の専門学校や地元の協力企業で働き、仕事が終わる夕方から練習することになるとか。人件費を抑え、年間3千万円程度と予想される運営費は、入場料収入やスポンサー料で賄うそうです。
 これは、なでしこリーグのアルビレックス新潟レディースの運営と同じ方式だそうです。J1とbjの新潟はプロチームですが、女子バスケはまだ実業団リーグなので、プロ化は難しいとか。選手には新しい練習環境では、バスケット一筋ではなく、仕事をしながらの活動に戸惑う様子が見られているようです。

 Wリーグの規定によると、譲渡されるチームの選手が他のチームに移籍することは認められていないそうです。JALの選手は新潟へ行くか引退かの選択するしかないそうです。元々は昔でいうスチュワーデスのチームだったようですが、現在は10人が嘱託社員のようですね。
 ラビッツは、Wリーグで長く続いたシャンソンとジャパンエナジーの2強時代を終わらせたという独特の存在感があるとか。今月の試合でも首位のJXを破る強さを示しています。その伝統スタイルは引き継がれても、チーム名は「アルビレックス・ラビッツ」が検討されているそうです。

 確かに一つのチームが消えていくのは残念ですが、譲渡されて蘇生できるのはいい事ではないでしょうか。今まで実業団チームで廃部等で消えて行ったチームは数知れず。岡山にも昔、旭化成という男子バレーのチームがありましたね。特にbjでは逆に新しく地域密着型のチームとして誕生していっている現象が見られます。アルビレックス新潟といえば、J1、bj、BCリーグとプロスポーツを盛り上げているグループなので、大いに期待ができます。
 実業団チームが消滅の危機になっても、新しく地域密着型のチームとして蘇るこういう事例が、どんどん増えて欲しいですね。
日本航空JALラビッツ公式HP:http://www.jal.co.jp/jalrabbits/
Wリーグ公式HP:http://www.wjbl.org/pc_index_html

コメント
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