他スポーツの話題・事例２２

　な、何と！　おとといの日曜は、大相撲を観て来ました。自分でもまさか観れるとは、意外や意外の感じでした。知り合いとの話で「そういえば、今やってるから行けるよ」という事になりました。枡席や御茶屋さんなど、プラチナペーパーというイメージが昔から強かったのですが、一度観てみたいと思っていて、実現してラッキー～
　　　
　席は「普及席」。１人1,000円で、普通に販売されていました。そして、買えました。東京に行ったら、ぴあを熟読しているはずなのですが、完全に見落としておりました。
　両国駅から降り立つ。目の前に国技館とその向こうに江戸博物館が見える。入り口周辺にはカメラマンなどマスコミの人がウジャウジャいました。そりゃ、あのニュースの後ですもんね。髷を結ったお相撲さんも雪駄で、歩いていました。

　入場。さすが国技という雰囲気を醸し出す空間でした。お客さんも多い。女性や家族連れ。そしてやはり外国人が多い。人だかりがあって見てみると、把瑠都関がいます。ファンサービスで記念撮影コーナーが設けられているようです。やはり力士はデカいです。山のようです。
　１Ｆから会場に入ってみました。いわゆる桝席です。たぶんここは違うなという事で２Ｆ席へ。それでも普及席がすぐにわからない。スタッフさんに聞くと、一番上の３列だそうです。まあ、観れたらいいやという事で着席。全然観えます。土俵と力士は小さいけど、雰囲気は充分楽しめます。
　　　
　この日はフジＴＶが放映する「日本大相撲トーナメント　第34回大会」で、ちょうど十両トーナメントの真っ最中。「確か、岡山出身の力士の琴国がいたよなぁ」と思って、対戦表を見るがどうも出てない様子。幕下でした・・・いつか観たいものです。

　会場をウロウロしてみる。頭上には優勝額がズラッと飾られています。思わず、あの横綱の優勝額を探すと、結構ありました。そりゃ25回優勝してるもんなぁ。最後が去年の９月場所でした。本物を見たかったような、どうでもいいというような、微妙な心境。
　　　
　十両トーナメントの表彰式が終わり、相撲普及講座です。フジＴＶの軽部アナと元関取の解説のもと、２人の関取が順番に子供達と相撲を取る。子どもを吊り上げたり、子どもに突かれてコテンと転がったりする、ＴＶでよく目にする例のヤツです。今回は琴欧州関と魁皇関。10人以上の子供達がワーっと花道から駆けてきました。おやっ、どうも髪の色が違う・・・どうやら外国人学校の生徒さんの様子。やっぱ可愛いですね。

　その後は「初切（しょっきり）」と呼ばれている、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介するアトラクションです。その時ばかりは、会場はユーモラスに笑いがドッと起こります。相撲の取組の前に決まり手四十八手や禁じ手を紹介するために江戸時代から行われていたそうですが、現在では大相撲の花相撲や巡業などで見ることができます。

　幕下以下の力士二人と行司が土俵にあがり、対戦形式で禁じ手を紹介します。思えば貴重なものを観れたようです。面白かったですよ。スポーツの興業はやはり、真面目だけや一所懸命だけではダメなんだなと実感いたしました。横にいた通のお客さんは「簡単に見えるけど、行司も含めてかなり練習してイキがピッタリにできないと、あの様に面白くはならないのよ」と言われていました。

　そして、中入り後でいよいよ幕内ト－ナメントが始まります。西と東から土俵入りです。最後は横綱・白鵬の土俵入りです。これは観る価値ありました。その夜のニュースで白鵬関本人が「１人横綱って、やっぱり変な感じ」とインタビューに答えていましたが、まさにそのシーンです。東京に行って、自分が観に行ったものが後でＴＶニュースに出る事って、昔から多いです。
　　　
　トーナメントが始まりました。白鵬関もすぐ出てきました、さすがトーナメント戦。高見盛関が特に人気がありました。あのロボットのようなリアクション、生で観れて感動～。琴欧州関の取り組みを観たところで、会場を後にしました。

　以前に代々木体育館で観た、とあるスポーツとは大違いです。観客も撮影を皆さんバンバンやってます。人気力士の時はフラッシュがまぶしいくらい。雰囲気もまったりとしていて、とても居心地が良かったです。やはり日本の国技は素晴らしい。東京の人達は、ここにやって来て、まったりと休日の午後過ごすんだなぁ、うらやましいなぁと思いました。ホントにいいですよ、大相撲。読者の皆さんも機会があれば、ぜひ行ってみて下さい。また行ってやろう～っと。
(財)日本相撲協会公式HP：http://www.sumo.or.jp/
日本大相撲トーナメント公式ＨＰ：http://www.grandsumo.jp/

　えだまめ氏より、「とりあえず、ファジサポ関東のブログを暫定的に作成しました」との連絡が入りました。さすが、仕事が早い！当ブログも即リンクです。
「ファジアーノと共に・・・」（ファジサポin関東）：http://ameblo.jp/blue-blood-1027/