春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
今日は風はありますが、暖かくてとてもいい天気。
正面の春日公園は、桜はもう散ってしまってますが、新緑が増えてきて、春の陽気がさわやかです。
さて、今日はNJH(ニュージャパンヒヤリングエイド)社を取り上げましょう。
NJH社は、日本の補聴器会社ですが、アメリカのBeltone(ベルトーン)とカナダのUnitron(ユニトロン)と技術提携したメーカーです。
Beltoneブランドを主力に展開しています。
Beltoneがもっとも人気を博していたのは今から20年近く前、オーダーメード補聴器が爆発的に販売されていた頃で、とくに「インビザ」、「オーディ」というアナログのオーダーメード補聴器が有名です。
補聴器自体にパワーが求められ、リニアという形式の補聴器が主流だった当時では、「インビザP-L」、「オーディP-L」という機種は、まさに名機。
これらを使われている補聴器ユーザーは、他の補聴器に乗り換えることが非常に難しかったです。
昔の名車(オールドカー)に乗っている人が、今のハイブリット車では、「つまらない!」と感じることに近いかもしれません。(笑)
特に素晴らしかったのは、NJH社のオーダーメード補聴器の製作技術です。
耳型を採取して、補聴器のシェル(ケース)をハンドメイドで作るのは、とても技術が必要なことで、ある意味「職人」の域の仕事とも言えます。
さらに、製作拠点を東京・大阪・福岡と3カ所ももっていることでも、オーダーメード補聴器に力を入れているメーカーさんです。
イヤモールド(耳かけ型補聴器用の特注耳栓)の製作に関しても、ほとんどの補聴器メーカーが、外注先のイヤモールド工場に依頼していますが、NJH社は自社で製作されています。
オーダーメード補聴器での技術力があるので、当たり前ですね。(笑)
補聴器自身でいうと、Beltoneは、GNリサウンドの製品供給を受けていますが、このオーダーメード製作技術は本家を遥かに凌いでいます。
特に、九州では、福岡に工場がある強みがあるためオーダーメード補聴器の製作でも故障修理の対応でも他メーカーより一歩抜きんでています。
専門店よりも、メガネ兼業店さんでの取り扱いが多いので、ある意味、馴染みの補聴器メーカーさんかもしれません。
本日は以上です。
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