春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
昨日は、息子の幼稚園入園式でした。
あいにくの天気でしたが、かわいらしい園児たちは元気いっぱいでした。
おとなりの息子さんも同い年で同じ幼稚園なので心強いです。
人生最初の集団生活、みんなと仲良く、たくさんのお友達を作ってほしいものです!
さて、今日は『ワイデックス』について取り上げます。
『ワイデックス』はデンマークの補聴器メーカーです。
本国デンマークでは、1956年にエリック・ウェスターマンとクリスチャン・トップホルムの2人の技術者が始めた補聴器の会社です。
日本では、前身の「日本補聴器販売」という補聴器の輸入・販売会社と合併して、2001年に「ワイデックス株式会社」として展開しています。
世界のビック6の中ではもっとも小さなメーカーですが、以前にも触れたとおり、現在主流のデジタル補聴器をいち早く発売した、技術力のあるメーカーです。
最初に発売した「SENSO(センソ)」は世界はもちろん、日本でも爆発的に販売された補聴器です。
その後、各社がデジタル補聴器を発売し始めましたが、当時の価格はどこのメーカーも片耳で30万円が当たり前、とても高価な補聴器でした。
ワイデックス社が消費者にとって貢献したのが、その後発売した「Bravo(ブラボー)」という補聴器で、価格が10万円台。
デジタル補聴器を一気に普及につなげたと思います。
また、補聴器の啓蒙活動にも力を入れておられ、有名なタレントさん(酒井法子、宇崎竜童、由紀さおり、山本寛斎など)を起用して広告活動を行っておられます。
定期的に発行される「ワイデックスクラブ」という小冊子は、補聴器に関する情報や、自社の活動など貴重な記事が満載されています。
※私もメーカー時代からワイデックスクラブの愛読者でした。
メーカー直営の店舗展開もされており、全国に「ブルーム」という補聴器専門店があります。
どちらかというと兼業店さんより補聴器専門店で取り扱われるメーカーで、老舗の専門店さんに人気のメーカーでしょう。
他のメーカーが次々と新製品を市場に投入することに比べると、ワイデックスというメーカーはじっくりと製品開発を行って、数年に1回新製品を出します。
補聴器の内容はもちろん、デザインやマーケティングが洗練されているので、こういった意味でも専門店向きのメーカーと言えるかもしれません。
本日は以上です。
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