春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
今日は少し肌寒い天気。
GW間の平日ということでのんびりした状態です。
本日は、「聴能トレーニング」についてご紹介いたします。
補聴器を選ぶ際、以下の5つのポイントが重要視されていると思います。
・価格
・性能
・タイプ(耳あな型/耳かけ型/ポケット型/メガネ型)
・装用耳(右/左/片耳/両耳)
・販売店
これは、あくまでも補聴器を購入に至るまでのポイントです。
購入した補聴器を付けても、「期待したほど聞こえない」ことがあります。
「高い補聴器を買ったのに・・・」なかなか思い通りに聞こえなくてイライラすることもあるかもしれません。
「調整は何度もしてもらっているのに・・・」と不満を漏らす方もいらっしゃるでしょう。
老人性の難聴は、ご自身でも気付かないくらい長い時間をかけてきこえが低下します。
きこえの低下は、単に音量が足りなくてきこえないのではありません。
「ことばを聞き取る能力」が低下していると、「音声」が聞こえても「内容」がわかりにくいものです。
プロ野球の選手も、試合でいい結果を出すためにキャンプや練習に励んでいます。
トレーニングをせずにホームランを打ったり、三振を取れるわけではありません。
補聴器もトレーニングが必要。
長い年月を経て低下したきこえを「リハビリ」していくことが重要です。
「きこえのリハビリ」は、補聴器を付けて聞くだけでよいのですが、軽中度レベルの方は、常時、補聴器を付けないでしょう。
家で勉強をしないお子さんでも、塾に行けば周りの環境に影響されて勉強します。(笑)
「聴能トレーニング」は、補聴器使用者にとって「塾」みたいなものかもしれません。
SIEMENS(シーメンス)社が開発した聴能トレーニングソフトeARena(イーアリーナ)は、20日間のトレーニングプログラムが用意されています。
実際は、20日間毎日通って行うわけではありませんが、3か月以内にプログラムを行っていきます。
1日のトレーニング内容が、8~13項目で、時間的に20~30分程度です。
そのほとんどがゲーム感覚でトレーニングを行います。
例えば、『音の「神経衰弱」ゲーム』・・・
カードをめくると、スピーカーから「音」が出ます。
同じ「音のカード」をめくれば正解となります。
・音を聞き取る⇒聴き取りトレーニング
・カードの場所を記憶する⇒脳トレ
この二つの要素が「聴能トレーニング」になります。
また、言葉のききとりトレーニングでは、1音節~3音節の言葉を聞き取るトレーニングがあります。
画面上の再生ボタンを押すとスピーカーから単語が聞こえてきます。
聞こえたと思われる言葉が表示されているカードをめくれば正解。
言葉をスムーズに聞き取れるように、「反復練習」して脳に記憶させていくことがねらいです。
ここに紹介したトレーニング内容は、ほんの一例です。
リハビリは、「ツラい」、「難しい」ものと思われがちですが、この「きこえのリハビリ」は、遊び感覚で楽しく行っていただけると思います。
かすが補聴器専門店では、特設の「音場ルーム」で実施できるので、周りに気兼ねすることもありません。
当店自慢のアフターサービスです!
補聴器を使った「きこえの生活」をとことんサポート致します。
本日は以上です。
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