春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
今日もいい天気ですね。
明日は息子の幼稚園入園式なので臨時休業です。
明日もいい天気だといいですね。
今日は、『GNリサウンド』を取り上げます。
『GNリサウンド』は、デンマークの補聴器メーカーですが、ほかの補聴器メーカーとは少し様相が異なります。
元々、Danavox(ダナボックス)という会社が補聴器の会社としての始まりですが、GN Store Nord(ジーエヌ・ストア・ノード)という通信事業の企業に買収され、その後も、Resound社(アメリカ)、Danplex社(ダンプレックス:オージオメーターなど測定器のメーカー)、Philips社(オランダ)、Beltone社(アメリカ)などの補聴器と補聴器関連企業を買収や傘下にして大きくなった補聴器メーカーです。
補聴器の業界でもっとも有名になったのは、今から10年くらい前に「リサウンド・エアー」というオープンフィッティング専用の補聴器を最初に出したことでしょう。
日本では当時、オーダーメード補聴器が主流で補聴器ユーザーの6割強が「耳あな型」補聴器を使っていました。
「目立たない」という点でオーダーメード補聴器が人気だったのですが、耳穴を塞いでしまうので、耳閉感(こもり感)が弊害となっていました。
この「リサウンド・エアー」の登場は、当時、斬新でした。
小型でカラフルなバリエーションで登場したこの補聴器は、こもらなくて自然な音質という聞き心地の特性以外に、補聴器を提案する販売店に、「補聴器のカラー」を提案するという新しい販売スタイルをもたらしてくれました。
例えば、自動車を購入する際、「トヨタのアクアを買おう!」としたとき、「車の色はなににしよう?」という色を決める楽しみがあると思います。
「補聴器」というと地味なものですが、この「色を選ぶ」という「買い物の楽しみ」が補聴器のイメージに変化を加えてくれました。
その後登場した、「リサウンド・ドット」はさらにカラフル&スタイリッシュなものでした。
また、耳あな型の補聴器でも革新的な補聴器「ビー・バイ・リサウンド」を開発しています。
日本では、「マイク分離式」と言われ、補聴器本体からマイクを分離させ、さらに小型で目立たない補聴器です。
補聴器の開発技術はもちろんですが、いろんな企業を合併させて大きくなったメーカーなので、従来の補聴器にとらわれず、新しい発想で商品開発をしているのでしょうね。
本日は以上です。
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