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鎮魂の祈り

2019-06-24 23:22:51 | 日々の思い
6月23日は沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされた日、戦没者を悼む
74年目の「慰霊の日」でした。

仕事に向かう朝、紙面に目を通すと戦没者の位牌に見立てた「平和の光の柱」
の写真が映る記事が載っていた。毎年のことながらどのように記事が出ているか
気になるところです。
沖縄県民にとって忘れることのできない鎮魂の祈りの日。沖縄で生まれ育った者は
皆、沖縄の血がその日を刻み込まれるごとく沖縄の精神が宿っているのである。

戦争を知らない世代ですが、戦争の不条理と残酷さを体験した世代に育てられたので
その意味を常に問う環境でした。
でも私の周りの大人達は忌まわしい記憶には口が重く多くを語らなかった・・

遠い記憶ですが、私が焼きいもを美味しい美味しいと食べていたら父曰く白米が
食べらなかった昔、芋を見ると昔のことを思い出すと・・瘦せた芋しか口にできず
ひもじい思いをした少年期の父はあの時未来が見えない日々を過ごしていたのだろう・・
事業を拡大し男盛りの47歳で逝った父・・慰霊の日の父の寡黙な姿を思い出す。

焦土と化した戦後の廃墟と混乱を乗り越え、逞しく生きてきたうちなーんちゅ
復帰してからさらに変化し豊かになった島ですが基地問題の解決はいまだ程遠い・・

沖縄の眩しい太陽と碧い海に眠る深い哀しみ・・平和を祈ろう・・






今朝、茨城の友人からたくさんの野菜が届いた・・いつもありがとう~~

わたくしの周りの友人たちや知人仕事関係の皆様は沖縄に寄り添ってくださる方が多く
東京で暮らすようになってからいろいろな方に支えられてきた・・祖国復帰ということが
なければここでの暮らしもなかったかもしれない・・茨城のS様のご縁を思う時、時代が
動くことの意味・・これからの未来に少しだけ思いを馳せた・・
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