充実な一日なのに・・・

この頃は気がつくと、もう一日が終わり・・パソコンにも向かえずじまい！

心は自由自在なのに仕事・趣味のこと・家・お付き合い・と体がついていかないのだ！

日曜日は早朝仕事があり、終えるとその足で茶道淡交会の研究会へ（遅刻でしたが・・）

「台天目・後炭・絞り茶巾・壺荘付花月・講義」を中野サンプラザの舞台上でのお点前を

しっかりと脳と目に？焼き付けてまいりました。

壺荘は過去に一度やったような・・その程度ですのであみ袋の扱いや紐の掛け方は

食い入るように観ておりましたが、実際お点前しなくっちゃね～お稽古の時所望しなくっちゃ！！

（舞台の方の見事な所作と時間の早さに席中からどよめきが・・・）

茶壺についての講義も興味深い話が盛り沢山でしたね。

茶入れや茶碗よりも最初に銘がつけられたのは茶壺なんですって・・（今更ながら知りませんで・・）

研究会を終え新宿西口の損保ジャパン東郷青児美術展館へ「モーリス・ドニ」展を鑑賞

よかった！頂いた招待券が無駄にならず！最終日の閉館に間に合った～

子供のいる風景と光が満ちている作風は観る者を和ませてくれるし何故か懐かしい感じがしたわね。

私はこの美術館に来ると好きな場所がある。ゴッホの「ひまわり」がある部屋で正面に椅子があるので

そこでゴッホと向き合うの・・あの日の「ひまわり」の黄色は悲しい色に見えひまわりの花芯が

何か訴えているような目に・・いくつも・・絵画って不思議！その時の心の有様で全く違うものに

見えてくるのね・・どこかで聞いたような気がする・・自分が溶けだす感覚、自分でも分からない精神の地層を

促して掘り起こす・何も語らない絵は沈黙の中で待っていると・・美術館はある意味「神なき教会」だと・・

先月、友人が３人逝ってしまい（しばらくは書くことができない大切な人々）今の自分の過去と今を繋げた

思い出深い友人たち・・神なき教会で再会したのでした・・・