からすの巣・別館

日々の身の回り雑記

久地の円筒分水

2010-10-22 06:10:45 | Weblog
来月の駅伝も迫ってきましたので、会社で、昼休みに少し走っています。
何の目的地もなく走るのもつまらないので、
円筒分水という史跡?を目指して走りました。

川崎市には、二ヶ領用水という江戸時代に作られた壮大な用水路網があります。
会社の近くにも流れているんですが、その先にこの円筒分水があります。

流れてきた二ヶ領用水は、一旦、地面の下へ潜り込み、
この円筒分水の真下から上へ昇ります。
そして垂直に作られた円筒の上部からあふれて均等に水を分けられると言う優れモノです。
大雨などで過剰の水が来ると、その手前の堰であふれて、多摩川への放水路へ行くために、こちらへは一定量しか流れてこない。
しかも、分ける水の量は、円周の長さによってきまるので
簡単に水を分けられると言う仕組みになっています。
それほど、昔は水をめぐる争いがあったと言うことですね。

サクラの季節にはきれいなんだろうなぁと思わせる感じでした。
まあ、覚えていたら、また来ます。