からすの巣・別館

日々の身の回り雑記

やっぱりオオクワガタみたいです。

2009-06-14 05:12:01 | 昆虫
半信半疑で、もしかしてオオコクワかと思って育てていた幼虫ですが、続々と蛹化、羽化して、ここ数日、多くを掘りだしてみました。

なぜ、オオコクワかと思ったかは、話せば長いのですが・・・
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♂は早々に他界。メスだけで産卵なしでひと夏を越してさらに冬を越して、飼育スペースの関係で、春先にコクワ数匹と同居。
その後、単独飼育で夏を越した際に、オスがいないのに多数産卵。幼虫を得ました。
つまり、1年オスがいない状態でしたので、この幼虫の親は?と思い、思い当たるのがコクワとの同居・・・。
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と言う事で、オオコクワの疑念がありました。

掘り出してみると、65mm~55mmのオス9匹、メス4匹。
大型歯のものから中型歯、55mmは辛うじて中型歯です。


お金をかけられないので、菌糸飼育組とマット飼育組がいて、
しかも複数飼いをしていた個体(最大3匹)もいましたが、
無事羽化しました。
下の写真はマット複数飼育組です。
この2匹はずっと一緒に飼ってました。
55mmはさすがに小さいなぁと思いました。



で、なぜオオコクワでなくオオクワだと思うかは、
ネットで見る限り、オオコクワはメスの出現率が極端に低いらしいからです。
全部掘り出したわけではないですが、メスが4匹いたということは
まあ、オオクワだと思って大丈夫と言うことでしょう。

オオクワの複数飼いって聞いたことないですが、自然界では複数飼いと同じ状態ですし、幼虫同士のエコロケーション(音による位置確認)をしているので、基本的には出合わないようにしているわけです。
でも、やっぱり、菌糸組の方が、複数飼いでも大きいんですね。