会社敷地内にて。
隅っこの雑草に交じって、スミレが繁茂しています。
今この時期のスミレ、種だらけ。花にはだれも気が付きません。
それもそのはず、咲いてませんから。
でも、種だらけ。
どうなっているんでしょうか?
そう、この時期のスミレは、花を咲かせずに種をつくるんです。
同じ株で、春は花を咲かせて受粉して、種をつくりますが、
秋には閉鎖化といって花びらのない小さな閉じた花をつけ、その中で自家受粉して種をつくります。
植物の生き残りの知恵の1つですね。
他家受粉はしたいけど、受粉できずに種ができないと困る。じゃあ、自家受粉にして、安心したいかと言えば、確かに花を咲かせないことで、余分なエネルギーを使わずに繁殖できるけど、他の遺伝子が手に入らない。ゆくゆくは種として弱ってしまう。
そんなスミレが悩んだ末の苦肉の策が、時期によっては他家と自家を使い分ける方法だったんですね。
生き物って面白い!
隅っこの雑草に交じって、スミレが繁茂しています。
今この時期のスミレ、種だらけ。花にはだれも気が付きません。
それもそのはず、咲いてませんから。
でも、種だらけ。
どうなっているんでしょうか?
そう、この時期のスミレは、花を咲かせずに種をつくるんです。
同じ株で、春は花を咲かせて受粉して、種をつくりますが、
秋には閉鎖化といって花びらのない小さな閉じた花をつけ、その中で自家受粉して種をつくります。
植物の生き残りの知恵の1つですね。
他家受粉はしたいけど、受粉できずに種ができないと困る。じゃあ、自家受粉にして、安心したいかと言えば、確かに花を咲かせないことで、余分なエネルギーを使わずに繁殖できるけど、他の遺伝子が手に入らない。ゆくゆくは種として弱ってしまう。
そんなスミレが悩んだ末の苦肉の策が、時期によっては他家と自家を使い分ける方法だったんですね。
生き物って面白い!