椎茸の原木用にと2月に1m間隔で
塾生達が伐採したクヌギが一ヶ月たち
木目にヒビが入り、椎茸菌の植え付け
時期となりました。
しかし、畑で野菜の種蒔きやハーブ園
の整備などでなかなか菌の植え付けが
出来ないでいました。
時期を見計らっていた所に、昨日から
道場に研修で来られている神戸の企業
の方々の登場です。
今回研修で来られている企業の社長さん
は今から15年前に道場で1ヵ月過ごした
そうです。
当時はまだ若竹学園も設立されてなく
造成の段階で、若竹学園の斜面にクヌギ
の苗を植えつける作業をしていたそうです。
その苗が15年後の今、10m程成長し、
椎茸の原木にはちょうど良いと間引き
も兼ねて伐採され、菌の植えつけ時期を
見計らっていた所だったのです。
何と言う因縁なのでしょうか。
社長さんも当時のことを良く覚えていて
下さって、懐かしそうに話をされます。
菌を植える作業姿もなんとなく温かみを感じ、
思いに浸っているようにも見えました。
今回の研修は幹部研修で幹部連中の絆、
深まり、団結を強めようというのが狙いのようで
良い研修のスタートがきれたのではないかと
思っています。
何よりも嬉しいのは、15年前に過ごした道場
での生活を社長となった今、また社員を連れて
道場まで行こうと思ってくれること、本当にあり
がたいです。
クヌギが起こした道場との縁なのでしょうか。
-然-