21日から24日までの3泊4日で
第12回四国88ヶ所徒歩巡拝に行ってきました。
第44番札所大宝寺を出発地とし
第53番札所円明寺を目指しました。
4名の塾生とスタッフで計8名、
総距離64kmの旅です。
初日はバスで愛媛県まで移動をし、
44番大宝寺で道中安全祈願を済ませ
次の45番札所岩屋寺まで歩きましたが、
二つのお寺は愛媛県の久万高原町という
標高500m~800mの山々に囲まれた所にあります。
いきなり長い峠越えで予定よりも
一時間おくれてしまいました。
今回は、ちょうど「寒の戻り」で
寒波にさらされました。
また、出発前日から雨が降り始め、
初日は一日小雨でした。
キャンプ地は水道管から水が噴き出ていました。
おそらく管が凍結し破裂したのだと思います。
夜もテントの中はとても寒く塾生の中にはなかなか
寝れなかった者もいたみたいです。
それでも大半は疲れが勝ったようでぐっすり眠れたみたいです。
二日目からは久万高原町を抜け松山市に入りました。
松山ではお寺が密集しており、2k歩いたらお参り
3k歩いたらお参りと今回のお遍路は9ヶ寺をお参りしました。
出発前に参加者には写経を9枚書いてもらいました。
般若心経を書写し最後は名前と祈願事を書きます。
家内安全、身体健全、学業成就等各々違います。
お寺を巡るときにまず、皆の書いた写経を納経し
般若心経をお唱えし、各々の願事を祈ります。
しかし、今回は自己祈願の他に、
東日本大震災震災亡故者追善供養ならびに、
被災地早期復建祈願を行いました。
四国に住んでいるとなかなか大震災もスクリーン越しの
出来事のように思いますが、寒い中でのテント生活や自炊、
そしてお寺を巡り祈願をすることでもっと身近に感じたと思います。
募金をしたり救援物資を送る等まだまだ
出来ることは沢山有ると思います。
皆で助け合い支えあい一丸となって乗り越えていきたいです。
そして、生かされている事実に感謝したいです。
-然-