9月13日、本番の月見茶会が始まりました。
当日は朝方まで雨が降っていましたが、朝食が終わるころには霧が立ち込めていました。
それでも道場は黙々と茶会の準備です。10時ごろからはお日さまも出てきて本格的準備となり、午後には次々と毎年のご奉仕(ボランティアー)の方々が来て下さいました。
道場の月見茶会では10年程前からお茶を点てたりお運びするのはすべて若竹学園の園生です。
彼らも若竹学園に入園しなければお茶会と言うものに接することがないでしょう。
若竹の職員による特訓の効果よろしく「もう一服如何ですか」も上出来でした
地元のお茶のお師匠さまが「よく出来たね」と労いの言葉をかけてくださいました。嬉しいですよね。
お茶会が終わって午後8時半より、会場をペアハウス「随流荘」に移して『喝破会』の開催です。喝破会は道場を支援して下さる方々の会で全国からはせ参じてくださいます。
何時ものように随時入浴を済ませて懇親会です。
毎度好評なのが「ハーブの焼酎割り」です。本当に絶妙な味でしかも二日酔いしないのです。一度お試しください。
翌朝は5時半起床で喝破道場に行って坐禅・読経・玄米の朝食、そして再び随流荘に帰って研修会です。
今回は「自力整体」の先生にお願いして講習をうけました。効果てき面でした。
そしてお待ちかねの昼食は漁師さん夫妻が捕りたての魚を使っての「握りずし」と道場「特製うどん」でした。午後の講義はAMIと言う特殊な計測器を使用して精神科系統の患者さんの測定を行い、そのデーターの読み取り方など専門的な講義を、東京から来て下さった「本山研究所」の工学博士より指導を受けました。これは鍼灸師でもある和尚が塾生も含めた精神科系の疾病治療を 行うための勉強会であり、世界に類のないAMIと言う特殊な計測器を理解して頂くためでもありました。
そして研修会の最後は「坐禅」です。
今回も精神科医・弁護士・僧侶・エアロビの指導者を始め多種多彩な方々が参加して下さいました。
来年の月見茶会には是非お越しください。和尚