una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

モヒンガーぁぁぁ

2014年09月07日 | 美味しいこと
灰形教室で、とことん落ち込んだ翌日は、表参道ごはんフェスのスピンオフイベント、「ミャンマー流おコメの食べ方@国際機関日本アセアンセンターへ。

表参道ごはんフェス



一緒に参加した、喫茶にちようしらいさんと植松先生からは、アジア苦手って言ってなかった?大丈夫なの?ミャンマー料理・・・って言われたけど、お二人が美味しいアジアのお料理紹介してくれるから、あらっ美味しいっ!って、興味持ったんじゃないですかー 笑
会場には、お料理担当の方が作られたミャンマーのおかず料理がキレイに並べられていて、とっても美味しそう!!!

ミャンマー料理


左のカップに入っているのはシャン豆腐(ひよこ豆の豆腐)、上にレモンの輪切りが載っているのはミャンマー風ポテトサラダ。
ミャンマーの代表的なお料理としてデモンストレーションでも紹介してくれた、ラペットゥ(お茶の葉のサラダ)と、ラペットゥの左にあるのは、牛肉そぼろのハーブ炒め。

ラペットゥ


ラペットゥ、お茶の葉のサラダと言うだけあって、このお茶の葉を粗みじんにしたものが入っているんです。

お茶の葉


こちらは、フルーツのお漬け物と、ナッツを油で揚げたもの。
油を沢山使って保存食にするというのがミャンマー料理の特徴でもあるそうです。
ご飯やおかずの上に振りかけて一緒に戴くと食感も楽しめます。

フルーツの漬け物とナッツのフライ


おやつもありました。ミャンマー式セモリナ粉のケーキ。
セモリナ粉、お砂糖、ココナッツミルク、バター、玉子、カルダモンを少し効かせているそうです。
ぎゅーってしてて、美味しかった!

セモリナ粉のケーキ


そんなミャンマーのおかずの数々を、タイ米と一緒のプレートに盛りつけて、いっしょにわしわし食べちゃいましたが、美味しかった!!!
ビールはミャンマービール、白いカップに入っているのは、お米のヌードルにナマズのスープをかけたモヒンガー。
このモヒンガーも、ミャンマーを代表するお料理だそうです。
ミャンマー料理が盛んな高田馬場のお店で、実際にナマズをわけて頂いてスープをとったそうですよ!ひよこ豆も一緒に煮込んであって、とっても食べやすかったです。
パクチーを、プレートとモヒンガーにたっぷり乗せて戴きました。

モヒンガー


とっても楽しいイベントでした♪

景色を添えるために

2014年09月07日 | お茶のこと
以前から一度参加してみたかった、灰形の一日講習会に参加してみました。
テーマは、二文字押切

二文字押切
NHKテレビテキスト 茶の湯裏千家 暮らしにお茶の楽しみをから


2010年に放送された、「茶の湯 裏千家 暮らしにお茶の楽しみを」のNHKテレビテキストに、風炉では灰をよくおこし、景色を添えるために灰形を作ります。と書かれています。

これまでの灰形体験と言えば、お稽古の時、火箸で水の卦を書いたことはあります。
ここ崩れちゃったから直してみる?と先生に言われ、灰匙でなでた(!)ことはあります。
底土器と五徳をざっくり(!)据えたことはあります。
かっさまが形を作られているところを拝見させて頂いたことはあります。

きちんと考えて伺ったつもりでしたが、灰を切るところで衝撃を受け、何度もやり直すうちに自分が何を作りたいかもわからなくなり、時間切れ。あまりの恥ずかしい形に、落ち込むを通りこして笑いがこみ上げてきました。

とほほな二文字押切


そもそも、見たものを絵に描く、や、見たものを形にするのは苦手かも知れないけれど、いくらなんでも・・・これって、老化・・・?!笑
先生にこんなにまっすぐじゃないのも珍しいねって呆れられ、奥様先生は爆笑のあとにわたしも最初は苦手でひどかったのよーと慰めて下さいましたが・・・。
そして、そもそも難しいのよ、そうそう簡単にはできないの、と言う言葉に元気を頂き、帰路につきました。

灰づもりをして前土器を立て、正面の山を調え、おっ、はじめてにしてはまぁまぁじゃない?なんてまだ少し余裕があった頃に、近くで見つけた割烹料理屋さん 薬王寺中むらさんにて中むら御膳を戴きました。

なかむら御膳


美味しかったです♪

お家で練習して、また、講習会に参加したいと思います。

ガパオはバジルじゃないんです

2014年09月07日 | 美味しいこと
近頃の東京の夏は、まるで東南アジア。
そんなわけで、夏に食べたいって思うのは、スパイシーなインド料理だったり、甘酸っぱいタイ料理やベトナム料理だったりしちゃうんです。
そんな中、植松先生がフードイベントで出してくれた、タイ料理のラープガイ(ひき肉といり豆のサラダ)や、ヤムウンセン(春雨サラダ)のおいしさと言ったら!

そんなわけで、タイ料理のこともっと知りたくなっちゃって、果たして本当のタイ料理とはどんなもの?とタイ料理を習いに行ってみました。
お教室は、錦糸町にあるタイ教育・文化センターのタイ料理教室です。
まずは、知っているようで知らないよねぇ~と、定番タイ料理クラスのガパオ炒めのクラスにエントリー。

ガパオ炒め


そもそも、ガパオって何?!です。
たまに、バジル炒めって書いちゃってるお店もあるけど、ガパオ=バジルなの?!
そんなタイ料理初心者のkaoの心を見透かしたように、ダー先生が、ガパオについて説明して下さいます。

ガパオとホーラパー


ガパオは写真手前の葉、カミメボウキというシソ科の植物で、タイでは、タイホーリーバジル、ガパオと呼ばれているそう。
ホーラパーは写真奧の葉、メボウキという同じシソ科の植物で、タイでは、タイパジル、スウィートバジルと呼ばれているそう。ただし、スウィートバジルと言っても、イタリア料理に使うスウィートバジルとも違いますよね。
ガパオは葉には産毛が生えていて、葉の形はギザギザしているのが特徴で、茎が硬くて食べられないので、必ず葉っぱだけを摘みましょうと、先生。また、生食はしないのだそうです。

ガパオの葉


ホーラパーは、葉は硬いけれど生食できて、形はなめらかなのが特徴なんですって。主に、グリーンカレーに入れるのだそうです。
と、いうことは日本のお店で食べるバジル炒めは、タイにはない!っていうことですね 笑

こちらは、ダー先生オリジナルレシピのプリックナンプラー。

ガパオの葉


そうねぇ~、食べるラー油的な感じでしょうか・・・味が足りないなーっていうときに、ガパオ炒めなどにかけて戴くのだそうです。
ご飯にかけても美味しいとのことだったので、試食の時にご飯にかけて戴いてみたら、すっぱ辛くて美味しかった!!!

こちらが今回使ったタイの調味料。

タイの調味料


左から、ナンプラー、シーズニングソース、オイスターソースですね。
シーズニングソースは香りを良くする効果が、オイスターソースは味をまろやかにする効果がそれぞれあるそうです。

お水を計量するのに調理台の下の棚を除いてみたら、こんなかわいぃアルミの計量カップを発見しちゃって一人で大騒ぎっ。

タイの調味料


粉ものを計量するときに使うカップですねぇ。

最後は自分たちで調理したガパオ炒めをワンプレートにして戴きました。

タイの調味料



次は、ラープガイのクラスに参加予定です♪

お道具やさん

2014年09月07日 | 本を読むこと
この夏から久しぶりに読書が止まらなくなったkaoですが、お料理やさんの次は、お道具やさんです。
みをつくし料理帖シリーズと一緒に買った、山本兼一氏のとびきり屋見立て帖シリーズの「赤絵そうめん」。

赤絵そうめん


「赤絵そうめん」は、真之介とゆずのお道具やさんシリーズの3巻目なのですが、1巻目の「千両花嫁」、2巻目の「ええもんひとつ」を読む前に3巻目を読んでしまいました。
真之介とゆず、どうやら二人は駆け落ちしたみたい。
いきなり龍馬さんが登場して騒動のきっかけをつくったり、想像するだけで欲しくなっちゃうような赤絵の鉢がいっぱい登場したりと、心奪われる短編集。
「赤絵そうめん」の最後に収録されている「虹の橋」は、そこにあるお道具と偶然の自然が織りなす究極の取り合わせ。
こんなおしゃれで究極の取り合わせができる亭主と、その心がわかる客、亭主冥利、客冥利に尽きますねぇ~~~。
何度も読み返して、ニヤニヤしました。
もちろん、手元にはとびきり屋見立て帖シリーズ全4巻があります。「千両花嫁」が読み終わって、只今「ええもんひとつ」を拝読中です。
ただ・・・4巻目の「利休の茶杓」を読み終えてしまったら、このシリーズに先はないのです。
山本兼一氏、「火天の城」、「利休にたずねよ」、「花鳥の夢」等、大好きな作品が沢山あるのですが、今年2月に57歳の若さで急逝されました。
真之介の出生の秘密、知りたかったです。真之介とゆず、お店の手代さんたちとのほのぼの日常を、いつまでも楽しみたかったです。読みたくて、読みたくて仕方ありません。
「花鳥の夢」の最後に出てくる狩野永徳の最後の言葉、「もっと描きたい。なんとしてももっと絵を描きたい。願いはそれだけだ。」を思いだして、心がぎゅーっと縮みました。
山本さんの本、大切に、何度も読もうと思います。

江戸の食を読む

2014年09月07日 | 本を読むこと
勤務地が、距離は近いのに移動するのに面倒な場所に変わってからほとんど本を読まなくなっていました。
夏になって、残業時間も減って終バスの時間を気にしなくてよくなったので、バスで通勤する事にしたら、バスで本を読むのが楽しみになった。

この夏、最初に手にしたのは、高田郁の料理小説「みをつくし料理帖」シリーズ。
7月の中旬、完結編の「天の梯」が発売される前だったので、1巻目の「八朔の雪」から9巻目の「美雪晴れ」と、レシピやエッセイが収録された「みをつくし料理帖」、それから「みをつくし料理帖」シリーズ以前に書かれた「出世花」を大人買い。

みおつくし料理帖



料理通信という雑誌の8月号に「江戸の食」をクローズアップした特集があって、そこで紹介されていたみをつくし料理帖に出てきた料理のレシピが再現されていて、なんて美味しそう!!!
そういえば読みたいって思いながら読んだことなかったなぁ~って。(でも読んでみたら、1巻目は読んだことがあった・・・笑)
ドラマの配役には賛否両論あるようだけれど、頭の中で、北川さん、松岡くん、一生さん、漣さん、室井さん、原田さんに平岡くんに貫地谷さんが、ずーっと読書のお供をしてくれました。
又次さんがあさひ太夫を助け出したところ・・・バスの中なのに涙が出ちゃって困ったぁ~。

夏天の虹



そしてちょうど9巻目の「美雪晴れ」を読み終える頃、最終巻の「天の梯」が発売されて、素晴らしくグッドタイミングのうちに完読しましたー。
みんなが大切な人を思いやって生きていて、良き本でした。
読み終わった時は、わぁ~これから毎日どうやってバスの中を過ごそう、と思ったけれど、一緒に買った「出世花」がまたとってもいいお話しで、今後シリーズ化もされるらしく、楽しみです。