政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

家庭生活が崩壊するー週休3日制の導入

2016-10-04 | 経済

「週休3日制」 の導入をめざす企業が出てきた。

IT大手企業や大手流通企業で、週休3日制の導入が計画されているそうだ。

週休3日制といえば、”労働時間の短縮“ のように聞こえるが、労働時間の短縮ではない。

現行の「週40時間労働制」・労働基準法の変形労働時間制を適用したものだ。

 

従って、通常の出勤日はー朝9時出勤・昼休み1時間・午後6時退社ーを現行とすれば、それが、週休3日制になると、朝の出勤時間と昼休みを同じにすると、何と、退社は8時になるのだ。

今までは、退社8時だと2時間の残業手当が付いていたのがなくなる。

働く女性は、今の労働制度・退社6時でも、家庭生活がきびしい。これが、7時や8時になれば、家庭生活は成りたたなくなる。

 

安倍政権の「働き方改革」が、この「週休3日制」 の推進だとすれば、空恐ろしい。

 

やはり、”労働時間の短縮“ は、1日7時間労働・週休2日制とし、誰もが退社17時だろう。