政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

寄らば大樹の陰ー何かあったら日米同盟が発動して、わが国は守られる

2015-08-10 | 経済
 “寄らば大樹の陰” ー 「何かあったら日米同盟が発動して、わが国は守られる」
 8月9日の長崎原爆の日・式典のあと記者会見した安倍総理は、「安保法制は何かあったら日米同盟が発動して、わが国は守られる」と言ったそうな。

 “寄らば大樹の陰”論である。
 はたして、アメリカは大樹なのだろうか?
 アメリカは、これまで軍事大国として君臨してきた。
 
 しかし、21世紀の世界経済は、アメリカだけが栄える時代ではない。
 何よりもエネルギーの独り占めが出来ない世界が到来するからだ。
 今や、エネルギーフリー(風力や太陽光) の時代が始まっている。

 戦争の発端は、エネルギーの奪い合いである。
 エネルギーフリー(風力や太陽光) の時代になると、戦争の原因が無くなるので、命がけの戦争に走る国はなくなる。何も、アメリカと手を組む必要はない。

 今、アメリカと手を組めば、アメリカが手こずっている中東戦争に巻き込まれるだけだろう。