定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

連休明けでミス連発

2023年05月10日 21時56分00秒 | 日記

昨日まで8日間の連休だった。
今朝は事情があって、自転車を使わず、徒歩+電車で職場に向かう。

きのうは、日曜日の夜の心境になり、片道3.5km自転車を転がし、
立川のシネコンまで行った。
疲れを今日に持ち越したことは確か。

自分で気づく件、同僚に指摘された件、ミス連発の1日だった。
現在のパート仕事に就いて17ヶ月目、実はこれまでの仕事人生の中で最もストレスフルな職場である。たがそれはミス連発の言い訳にはならない。

仕事の書留便を出すため、郵便局まで3往復(ミスをしてムダ足を踏んだので)。ポストに投函すべき封書を持ち歩き、帰宅後気がついた。真っ暗な中、地元のポストまで投函に。
従って、本日の歩数は18,189。

家にてやっと横になる。
団地の薔薇写をマット紙に印刷したら絵画のようなテイストになった。自画自賛にて本日唯一の癒し。

父の許しあっての

2023年05月08日 23時28分00秒 | 日記

ストイックで控え目な人、とイメージしていた宮澤賢治像は崩された。加えて、貧しい家庭の出では?の付帯情報を自分で作り上げていたのだが。

質屋を営む裕福な家庭の長男。
期待の星として育てられたが、旧制中学の卒業席次は80人中60番台。父はあからさまにガッカリし、質屋を継がせようと修行に入らせるが、働きぶりはハナシにならない。
そして山っ気のある長男は、人造宝石で一儲けしようと、父親に提案する始末だ。長男の能天気。

更に上級学校に進学希望の旨、父に上申する。父「一高など(当時のナンバースクール)は無理だから)早稲田、慶応はどうだ?」と財力に裏打ちされた回答が返る。

転機は活発な妹(トシ)が結核に倒れてから。風の又三郎 を始め、自分の作品を病床の妹に読み聞かせる。その詩作を散見した時から、父の賢治熱が、更に高じて行くのだ。まさに親バカの極。

映画作品で泣くことはない鈍感体質だが...
死の際にいる賢治の傍らで、父が
雨ニモ負ケズ を大声で暗唱する時、涙が溢れ出て止まらない。
こんな体験は、若い頃観たリチャード・ギア『愛と青春の旅だち』
以来です。


TOKYO MER 128分 ぐったり

2023年05月05日 23時25分17秒 | 日記

テレビドラマの劇場版は数あるが大体において、ずい分色々盛り込んじゃいましたね!的な出来上がりだ。

本作も、それを覚悟で鑑賞したが
全編手に汗を握る大作で、鑑賞後はしばらくグッタリしていた。

走る緊急救命室
横浜ランドマークタワーの中層階にて発生した火災(放火)による、パニックもの。
最近の作品では、宮沢氷魚とのボーイズラブラブを演じきった鈴木亮平だが、今作では硬派だが性格カワユシの、救急医療チームのチーフ役。演技力が尋常ではなかった。ストイックで変幻自在が、
鈴木亮平の役者魂である。

東京都知事役は石田ゆり。本家の
小池氏がそんなこと言いそう?な
セリフ満載。外科医である主人公の妻役は仲里依紗。Youtube界隈では頭抜けて弾けているが、確かな演技力。
特質すべきは、ニコリともしない賀来賢人。本音vs建前、つまり医師としての理想vs医系官僚の立場、その間で懊悩する役だ。

登場人物すべて、笑いが起こるほど不死身である。それを差し引いても、エンタメ的には優れた作品に仕上がっている。

せっかくの連休であるので、映画鑑賞部の部活もしたいのだが、相棒はコロナ罹患。
来週から 5類に引き下げのタイミングだが、油断大敵!

大名ミーティング

2023年05月03日 21時56分00秒 | 日記
大学時代の後輩と会うため、スタバで待ち合わせ。65歳超のオヤジ2名がラテなど飲みながらおち合うなど、風情があります。

ひとときのカフェ体験の後、オヤジはオヤジらしく、和食でランチ。大抵の料理は自炊でこなすが、焼き魚は僕の当面の課題だ。久しぶりの外食でテンションが上がる。
そして、後輩のスウェーデン車 VOLVOの助手席に座り、近場を
グルグルした。

特に思い入れはないが、ヌートバーママの故郷である東松山市の箭弓(やきゅう)神社参り。プロ野球の選手たちが参拝するシュライン。
社務所にて野球バット型の御守などをチェックする(だけでしたが)。

この辺りは清流で有名なときがわ町の近く。豆腐工房わたなべの豆腐を求める。明日、柚子胡椒をトッピングして食す予定。

最後はまたオヤジっぽくドトールコーヒーにて解散。

ゴールデンウィークに入り、失語症気味であったが、丸3時間喋りっ放しのミーティングでした。
スウェーデン車で優雅な下道移動。後輩に深謝!








モンゴルのドラマ作品

2023年05月01日 20時09分00秒 | 日記

首都の風景とはいえ、ウランバートルを走る路線バスの車窓からは、EPSONの電飾看板が見えたりする。冒頭から僕の中のモンゴル国のイメージが覆る。

ヒロインの大学生女子は、親の推奨で原子力工学を学ぶ。授業中は女性教授の目を盗み、落書きとも本気ともつかぬ絵を常に描いている。

バナナの皮に足を取られ、脚を骨折した友だちの代打で、ウランバートルの場末のアダルトグッズの店でバイトをすることになる、やむを得ず。

日々の売上げを、女性オーナーの自宅に届けるが、そのオーナーは謎めいている。自宅は上流を絵にしたような調度品が整然と置かれ、50がらみのオーナーの暮らしは優雅そのもの。

元より学業に身が入らないヒロインは、アダルト店の客たちに揉まれ、何よりオーナーとの哲学めいたやり取りを経て、自分探しの端緒に立つことになる。

例えば読書についてオーナーは「若い頃は(読書に)意味を求める、年を取った今は、真実を求める」そんなことを何気なく語る。自宅は
ロシア文学の蔵書で溢れているのだ。

ヒロインを務めた女優は、実際にも大学生で、コーデュロイのジャケットをさりげなく着こなすなど、掛け値なしのオシャレであり、風貌は芳根京子または、デビュー時の堀北真希に似ている。

インド映画にダンスが定番であるように、モンゴル映画にはロックバンドの演奏が挟まり、それがまた心地よい。

ラストはむべなるかな、の方向に着地。
これ以上書くと、ネタバレ満載になる。興味を惹き付けるエピソードてんこ盛りで、観る人を飽きさせない作品。