埼玉のジョニデとしては、表敬の意を込め観ておかなくはなるまい。

余命半年の告知を受けた日の晩餐で、妻は夫に不倫中を告白、娘は同性愛者であることをカミングアウトした。大学教授リチャードは、癌であることを家族に告げるタイミングを逸した。元より告げる気はなかったようにも映る。
それからの教授は、酒・タバコ・クスリ・セックス何でもありのヤサグレぶりなのだが。酔い、ラリっても独特なやり方で、学生に講義はしている。
グレてはいても、死期が近づくにつれ、サリンジャー『ライ麦畑...』の主人公のように、偽物を排除していくように眼差しは澄んでいくばかりです。
尺は90分で一気に見せる作品。
ジョニー・デップならではの役づくりに感服。
きょうが熱暑のピークとのおふれがあったが、realy?