我が国の職業漫画家の祖・北澤楽天の半生記。
渋谷ユーロスペースにて。

渋谷ユーロスペースにて。
東急BUNKAMURAの道一つ隔てたエリアであるが、make loveホテル街の中にまた、サブカルチャーの香り高きシアターがある。
イッセー尾形を嫌いではない、という前提に立つが、やはり一人芝居向きの役者かと存じます。要所要所デフォルメする演技が周囲と協調しないという意味で。
一人芝居の『運動会の日の校長先生』なんて秀逸だがね。
奥方役は、シノラーを増殖させ、一世を風靡した篠原ともえ。シナを作るカ所が多すぎて、こちらもいただけなかったが。
微笑ましかったのが、客席の小学生男子と母親。上映前に母ちゃんの給仕で、必死に肉まんを食べている。小学生が観るにはシブすぎる作品だけど。何か志を持った少年なのかな。
イラストレーターで食べている僕の妹が、小学校に上がるか上がらないかの頃、漫画入門の本を読んでいたことを想起しました。
アレ?北澤楽天については触れずじまい。