初めて味わった。柿は僕の苦手分野だったのだが。
会津若松で公務員をしている、大学の後輩からの恵贈品。『會津の芸術果』と称され、1本の木に大玉1個と言われる高級品だ。
後輩は母校で同サークルに属していたが、父の教え子でもある。父が最も好んでいた学生であり。
早速仏前に供え、写真添付でお礼メールをした後、職場の同僚と味わった。
柿だというコトワリなしに出されたら、柿とは分からないだろう。舌の上でとろける高級メロンの食感であり、えもいわれぬ甘さである。
カフェベローチェで、初めてコーヒーゼリーを食した時の数倍の感動があった。
引き合いに出す例が、庶民すぎて申し訳なく思います。
仕事終わって帰り側、1歳年長の職員が言った。「今夜夢に出てくるぞ！」
Uさん、卒業後40年近くを経て、父のことを偲んでくださり、ありがとうございました。