
脇で光る人は、当然のことながら主役でも光る。
原作はあるが、監督が筒井真理子の横顔にインスパイアされて撮ることにした作品。
市川実日子が、やはり難しい性格者で登場。池松壮亮、今作もまた年上の女性と絡んでいた。
世の趨勢であり、この作品もまた同性愛を暗示させたエンディングでした。
ダイバーシティは東京湾台場の総称と思っていたところ、世間がdiversityの尊重を唱えるようになり。その頃から邦画にも、LGBTを扱う作品が見られるようになる。
同性同士の愛など、神に背く行為としてタブー視されていたのは、ついこの間まで。
昨日、初めて京都三十三間堂を訪れ、千体あまりの観音像に圧倒された。
あれだけの神仏がおられる以上、神・仏自身の考え方もそれぞれだろう、と思うわけだ。