
14歳 中学2年の時の担任だった宮嶋真一郎先生が、昨日他界された。僕らは、愛情を込めて、ミヤシンと呼んだ。
ガキだった僕らの精神のよりどころだった。
ミヤシンの英語の授業のこと、そして諳んじるように命じられた、W.ワーズワースの詩『虹』は、きょうの昼間に習ったことのようだ。
高2の時、先生は学校を去る。僕らはみな、高校生活が中途で終わった気になった。
それから先生が目指されたのは、障がいを持つ人たちとの、共生、協力、共働であった。
今日からミヤシンはいない。でもミヤシンの教えが、僕の魂を掴んでいる。