大学の就職担当になり、ビジネス誌を読んでいたら、紳士服メーカーのベテランパターンナーの記事に目が留まる。背広のパターンを引く場合に、最も苦労するのは、欧米人に比し、日本人の肩が前に出ている点だそうだ。そこから類推するに、我が同胞のTシャツ姿が何となく貧相なのが納得できる。
前置き長し。
息子が働く、高円寺・リオールにて、今夏のよそ行きTシャツを物色する。社長、副社長、社員(息子)でまわしていた店だったが、いつの間にか女子社員が2名も増員されている。ヴィンテージ古着屋、そんなに儲かるのか?
副社長まで動員して、店中の品を合わせてみたが結局、ラルフの熊に落ち着く。相変わらず、冒険できない男である。