はい、どーも!
今、遠隔気功してる人の話。
他の人の参考になるかなーと思って、ちょと、書いてみる。
この方ね、幼い頃、すごい病弱で入退院をくり返していたんですと。
で、ご両親はすごく気にかけていたんですね。
その結果、ご両親と依頼者の間には、通常では考えられないレベルで太い、ぶっとい、極太な気のパイプでつながってました。
(まあ、たいてい、血縁の肉親や配偶者、親友とかの間には、そういう「つながり=絆」がある。絆されるが絆……気がつながっちゃってる状態、と思うと、こう感慨深い)
まあ、ここだけ聞くと、いい話。
ところがどっこい。
父親は、ものすごく劣等感由来の怒り、攻撃性が強いので、いつ、いかなる状態でも、攻撃的なエネルギーが30%以上含まれている。
心配している時ですら、攻撃的。
母親は、エネルギーが余ってて、母性過剰で「こどもはいつまでもこども=手がかかっていてほしい=必要とされたい=必要とされるように支配する」タイプでね。
心配してても、励ましているその瞬間であっても30%以上、そこに「いつまでも病弱なこどもでいろ!」というオーダーが入ってるんですよ。
まあなんですかね。
毒含みの愛情です。
これも愛っていえば愛なんですけど、これを本人がちっちゃい頃からやっちまった結果、本人の丹田がない、本人のフィールドに、本人そのもののエネルギーがない。
つねに攻撃や支配という領空侵犯をおかされている状態が恒常化しちゃってたんですよ。
そりゃ、病むわ。って思った。エネルギー的に毒浸しなんだもん。
なので、対処療法として、親とのパイプをぶったぎって、攻撃もしない、支配もしない、徹底的に肯定的で受容そのものなエネルギーを、全力で注いだわけです。
でね、なにが言いたいかと言うと、「人は、他人を愛していたり、心配していたりするその瞬間でさえ、それ以外の感情が入ってしまう」ってことですかね。
そうすると、受け手……こどもは、成長しても、それが愛と思うしかないわけですよ。
疑問に、思いつつ。抵抗なんかできない。だって、「そのためのエネルギーがそもそも存在しないように、気のレベルで改造されちゃってる」のですから。
だもんで、なんですかね。
自分が他人にどういうエネルギーを与えているか、向けているか、どんな感情がそのエネルギーの基底にあるかってことを、ちょっと、考えてみるのもいいかもねーって思いました。
あなたが、愛と思っている、向けているその感情。
そのうち、純粋な愛はどれくらいでしょうか?
けっこうね「寄越せ(これは、共依存タイプに多い。一見、すごく弱々しいけど、貪欲さん)」とか「劣等感」「攻撃性」「支配欲」「卑屈(これね、以外と攻撃性というか毒性の強い邪気なのよ)」「マウンティングしたい(劣等感と支配欲の合体。個人的には、相当病んでると思う)」が含まれているのかも、しれないです。
まー、私も愛情100%なんて、死んだ弟と飼い猫以外には、向けちゃいないですが(ちなみに、うちの両親も愛情に色んなものが混ざってるので、実家の飼い猫は、ちょっとかわいそうなくらいびくびくしてる。過去の自分を見るようで、胸が痛かった。うちの猫=かまたんは、人なつっこくて、人間大好きで今年の冬の帰省では、母と姉をメロメロにしていた。うちに来た緒田先生にも、おとなしく抱っこされていたよ!)。
これ、5%以下なら問題ないけど、10%以上だとトラブルの原因になるんだよねぇ。
30%以上だと、本人が病むか、周囲に病む人が頻発するのよ。
そんな感じで。
ということで、自分がどういうエネルギーかってことに気づいて修正すれば、リカバリ、ききますので。
本当の意味で純粋なんて、瞑想等で人工的にその状態に持っていかないと無理なので、その辺は「完璧」じゃなくても、かまわないんですよ。
つーか、自然にそんな状態になれる人は、人間でいる必要が無い(とはいえ、たまに……ゼロに限りなく近く純粋なそれ、を持っている人もいる)。
トラブルが起こらない範囲に、おさめる。それだけが、重要だと思います。