田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

イタメシ屋は菊の紋章で保たれていた

2007年11月25日 | 日記
11月25日(日)快晴 穏やかな暖かい一日
早朝に起き出して外に出てみるが寒さは差ほど感じない。
午前中の作業として生ゴミの堆肥化に続き庭を一巡するが、タンポポの花が満開のものと今にも種を吹き飛ばそうとしている丸くなった綿毛が一つの株から出ている。
来月初頭の『収穫祭』の案内を隣の班長へ届けに行った。
途中には南天の実が真っ赤に熟し、葉も赤く紅葉しているのが如何にも正月の飾りに使ってくれと行っているようだ。

少し先のクランク状の道を行くと茅葺きの家がある。
ここが班長の家で築150年程経っているそうだ。
中は綺麗にしてあり、明治以前の時代を彷彿させる趣が垣間見られる。
手前にある柿の木は手入れはされてないようだが、茅葺きの屋根に似合う風景を見せている。


午後はMが食事に行くというので助手席に座りお供をした。
佐久平を通過して小田井をとおり御代田のレストランだと云うが・・・・
なんせ最近の俺は家飯が一番だと思っているので・・・難しい。
途中小田井宿近くから見る浅間山は山裾から見る物とは大違い!!

車の中からパチリ、開拓時代の辛抱が判るような気がする。

少し走ると左折をして細い道を行くが、良くもこんな処の店を知っていると感心する。
更に細い道を入っていくとその店はあった。
ドアを開けると直感的にイタリアンのあの香がないことを感じる。
細々とした階段と小さな小部屋、テーブルは狭いところへ沢山詰め込んでいる。
二昔以上の東京郊外の隠れ家的レストランという造作だった。
出てきた物も創造していた物とは大違い・・・・・・
しかし、店の外にオイシイ物を見つけた。
珍しい祠で菊の紋章で花びらは16枚ある。
これも開拓団の郭の屋神様なのだろうか?

帰りは佐久平で買い物をして家に戻ると既に暗くなっていた。
浅間の肩口から月が出たが、写真を撮ると月しか写らなく浅間は闇の中だった。
コメント
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