鳥インフルで、早くも死者が6人、中国在住の日本人向けに医療通訳士が必要?!

2013-04-05 18:23:23 | Weblog
下記のNHKニュースにあるように、国際間で緊急時医療支援事業が必要な場合が、絶えず起こっています。
中国在住の日本人向けに、中国語・医療通訳士の必要性が、中国国内の深刻な大気汚染に関する場合同様に絶えず求められるようです。

≪参考資料≫

鳥インフルエンザ 中国の死者6人に
4月5日 14時33分

「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国で、東部の浙江省で治療を受けていた男性が死亡し、ウイルスの感染で死亡した人は6人となりました。

中国では先月以降、上海市、安徽省、江蘇省、それに浙江省で、「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いで報告されています。
国営の新華社通信が浙江省の衛生当局の発表として伝えたところによりますと、4日に感染が確認された湖州市の64歳の農業の男性が4日夜、容体が悪化して死亡したということです。
このウイルスの感染が確認された14人のうち死亡した人はこれで6人となりました。
一方、これまでに4人が死亡している上海では、「H7N9型」のウイルスが検出されたハトがいた農産物卸売り市場などで、市の当局が生きた鳥を取り引きする区画を閉鎖したり消毒したりしています。
市当局はこのほか、多くの市民が利用する中国版ツイッターの「ウェイボー」でこの鳥インフルエンザの症状や予防方法などを紹介しており、市民の不安が拡大するのを防ぐ目的があるとみられます。

観光庁からの「日露医療フォーラム」のお知らせを転載

2013-04-05 14:47:56 | Weblog
 観光庁からのお知らせ、医療通訳士を目指す皆さんへの情報提供です。
 最近では、対ロシア関係でのメディカルツーリズム促進が努力されています。
 効果がが出ることを期待していますが、皆さんも応援してください。
 宜しくお願いします。
                      記

≪参考資料≫                    
 「日露医療フォーラム」のご案内

平成25年4月1日
日露貿易投資促進機構事務局(ロシアNIS貿易会)
拝啓 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて来る4月15日(月)、下記の要領により東京において「日露医療フォーラム:医療分野における官民のパートナーシップの展望」を開催します。
2012年11月20日、日露両政府は「第10回貿易経済日露政府間委員会覚書」において、両国間の医療分野の協力を強化する意図を確認しました。本フォーラムはこれに基づき、同分野における協力強化の一環として、同日4月15日にやはり東京にて開催される政府間の「貿易投資分科会議長間会合」に併せて開催されるものです。
ロシア側からは、ロシア連邦経済発展省、保健省、産業・商業省等の関係省庁が出席、医療分野に関わるロシアの制度・政策に関わる報告を行うとともに、医療分野の民間企業が多数参加し、自社の事業に関するプレゼンテーション・事業提案等を行います。日本側からも経済産業省、厚生労働省をはじめとする関係省庁・団体、ならびに関連企業が参加、同分野に関わる両国の政府・ビジネス関係者が一堂に会することから、単なる情報収集のみならず、人脈形成や商談の機会としてご利用いただくことが可能でしょう。
つきましては、本フォーラムに参加ご希望の方は、別添1「日露医療フォーラムプログラム」(暫定版)をご覧いただき、別添2の「日露医療フォーラム参加申込用紙」にご記入の上、4月10日(水)までに(一社)ロシアNIS貿易会宛にFAX(03-3555-1052)もしくはEメール(forum@rotobo.or.jp)にてお申込みください。
 ご多忙の中、誠に恐縮ではございますが、何卒よろしくご検討のほど、お願いいたします。
敬具


◆日 時: 2013年4月15日(月)13:00~17:30
◆会 場: ホテル ニューオータニ  ザ・メインアーケード階 おり鶴 麗 および 悠
         東京都千代田区紀尾井町4‐1 TEL:03-3265-1111(代)
         http://www.newotani.co.jp/tokyo/info/access/index.html
◆規 模: 日露双方から総計150名の参加を予定。
◆主 催: 外務省、経済産業省、厚生労働省、国土交通省観光庁、
日露貿易投資促進機構、(一社)ロシアNIS貿易会
ロシア連邦経済発展省、保健省、産業・商業省、実業ロシア
◆後 援: (一社)Medical Excellence JAPAN、日本製薬工業協会、日本医療機器産業連合会、
(独)日本貿易振興機構(予定)、駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦通商代表部
◆参加費: 無料
◆議事次第:別添1を参照
◆使用言語:日本語、ロシア語(全体会合は同時通訳、分科会は逐語通訳を予定)
◆連絡先: (一社)ロシアNIS貿易会(本フォーラム事務局)
  担当:輪島、橋之爪、中馬(ちゅうまん)
  TEL:03-3551-6216/6218  FAX:03-3555-1052
  Email:forum@rotobo.or.jp

(別添1)
日露医療フォーラム
~医療分野における官民のパートナーシップの展望~
プログラム(暫定版)
平成25年4月1日現在
時間 プログラム
12:30-13:00 レジストレーション
13:00-15:00
[全体会合]
同時通訳 □会場:    ホテルニューオータニ ザ・メインアーケード階 おり鶴 麗
□共同議長: 日本側  西岡 喬 ロシアNIS貿易会(ROTOBO)会長
 /三菱重工業(株)相談役
ロシア側 A.レピク 実業ロシア共同議長/「R-ファルム」社取締役会長
◆開会挨拶
13:00-13:05 鶴岡 公二  日本国外務審議官
13:05-13:10 A.リハチョフ  ロシア連邦経済発展省次官
13:10-13:15 西岡 喬  ロシアNIS貿易会(ROTOBO)会長
13:15-13:20 A.レピク  実業ロシア共同議長
◆パネルディスカッション:「医療分野(医薬品、医療サービス、医療機器)における日露協力の可能性」
13:20-13:25   共同議長による発言者紹介
13:25-13:30   鎌田 光明    厚生労働省 医政局 経済課長
             「医療関連イノベーションについて(仮題)」
13:30-13:35   ロシア連邦保健省代表
13:35-13:40   福島 洋  経済産業省 商務情報政策局
ヘルスケア産業課 課長
「医療の国際化施策について」
13:40-13:45 D.ペスコフ  戦略イニシアチヴ庁「若手専門家」担当部長
「医療フォーサイトについて」
13:45-13:50   柏木 隆久  国土交通省 観光庁国際観光政策課課長
「日露間における医療に関する人的交流の現状と未来」
13:50-13:55  ロシア連邦産業・商業省代表
13:55-14:00 ロシア連邦教育省代表
14:00-14:50 ディスカッション
14:50-14:55 ロシア側議長総括 A.レピク 実業ロシア共同議長
14:55-15:00 日本側議長総括  西岡喬 ROTOBO会長
15:00-15:30 コーヒーブレイク/名刺交換会 (於:おり鶴 麗及び悠 前室)
15:30-17:30
[分科会]
逐語通訳 【第1分科会】「製薬・バイオ技術」
□会場:       おり鶴 悠
□モデレーター:  日本側  中川 敏也 日本製薬工業会 国際委員会欧米部会市場グループ リーダー/塩野義製薬(株) 海外事業本部 グローバルセールス グループ長 部長
ロシア側 V.ドミトリエフ ロシア製薬協会会長

15:30-15:45 日本側キーノートスピーチ:
土屋 裕  日本製薬工業会 国際委員会 国際委員長/
エーザイ(株) 医療政策担当代表執行役専務
15:45-16:00 ロシア側キーノートスピーチ:
A.レピク  「R-ファルム」取締役会長
16:00-16:15 報告:中根 英仁  アステラス製薬(株) 経営企画部 課長
16:15-16:30 報告:I.チュリャエフ OAO「アクリヒン」第一副社長
16:30-16:45 報告:岡本 政之  塩野義製薬(株)海外事業本部 
グローバルセールス 課長
「塩野義グループの概要」
16:45-17:00 報告:S.シュリャク  「DSMグループ」社長
「ロシアの医薬品市場:発展の展望」
17:00-17:15 報告:A.ブィコフ  「ノヴォ・ノルディスク」社 
国家機関・社会団体対応活動担当部長
17:15-17:30 質疑応答
【第2分科会】「医療サービス・医療機器」
□会場: おり鶴 麗
□モデレーター:  日本側  福岡功慶 経済産業省 商務情報政策局
ヘルスケア産業課 課長補佐 
ロシア側 A.エリンソン  ZAO学術生産企業「エレクトロン」社長

15:30-15:45 日本側キーノートスピーチ:
山崎 俊之  (一社)Medical Excellence JAPAN 事務局長
15:45-16:00 ロシア側キーノートスピーチ(調整中)
16:00-16:15 報告:北斗病院
「ウラジオ画像診断プロジェクト」(仮)
16:15-16:30 報告: M.ソコロフ  モスクワ国立大学複雑系数学研究所
副所長
「医療機器生産分野におけるハイテク技術プロジェクト」
16:30-16:45 報告:(株)日立メディコ
16:45-17:00 報告:M.ガリペリン  有限会社 「認証・申告センター」
外国企業向け認証部長
「医療機器の特別登録と証明書:二国間協力の展望」(仮)
17:00-17:30 質疑応答
17:30-19:00 ロシア側主催B2Bレセプション
*人数に制限があります。詳細は参加申し込み用紙をご参照ください。

締切:2013年4月10日(水)(必着)                                    (別添 2)
送付先:FAX:03-3555-1052またはE-mail: forum@rotobo.or.jp
(一社)ロシアNIS貿易会宛  担当:輪島、橋之爪、中馬  
「日露医療フォーラム」参加申込用紙
1.申込者氏名・所属情報
(1)申込者氏名 英文表記
(2)勤務先名称
  英文表記
(3)所属部署
  英文表記
(4)役職 英文表記
(5)勤務先住所 〒
(6)勤務先TEL (7)勤務先FAX
(8)E-mail
2.フォーラムプログラム関連
(1) 分科会1~2(同日15:30-17:30)につき参加ご予定の分科会をご選択ください。

※該当するいずれかに○をお付けください。
※分科会は同時並行で行われますので、お一人で複数の分科会には参加できません。 【第1分科会】 製薬・バイオ技術

【第2分科会】 医療サービス・医療機器
(2) 会議と並行して小規模な展示会実施(ポスター・冊子展示)を予定しておりますが自社に関する展示を希望されますか?

※該当するいずれかに○をお付けください。
※スペースに限りがありますのでご希望の方は速やかに事務局までご連絡いただけますようお願い申し上げます。
※展示に関わる実費を申し受ける可能性があります。 ① 希望する    ② 希望しない


→①の場合、担当者ご連絡先を以下にご記入ください。追って事務局よりご連絡申し上げます。



(3) 会議終了後、ロシア側主催による懇親会「B2Bレセプション」を予定しております。参加を希望されますか?
  ただし、会場の都合により1社当たり1名、かつ先着順とさせていただきたく、よろしくお願い申し上げます。

※パネラー、ご報告者は上記の枠に関わらずご参加いただけますがお申し込みの際にその旨、右欄にご明記ください。 ① 希望する    ② 希望しない
(4) フォーラムの時間帯あるいは終了後、またはその他の代表団滞在日程中に、ロシア側代表団参加者との個別面談を希望されますか?

※ロシア側参加者については、別添3の名簿(暫定版)をご参照ください。
※ご関心のある方は、お早目(4/5金まで)にお申し込みをお願いいたします。
  ※ご提供いただいたご連絡先をロシア側につなぎますが、先方の意向によりご希望に添えない場合がございますこと、予めご了承ください。 ① 希望する    ② 希望しない
→①の場合、担当者ご連絡先と、希望する面談者を以下にご記入ください。追って事務局よりご連絡申し上げます。

◆ご連絡先:



◆面談を希望する相手:


※個人情報の取扱には十分注意し、当案件以外の目的では使用いたしません。
※お二方以上ご参加の場合、本紙をコピーの上、お一人ずつご記入、ご返送ください。

 (別添 3)
ロシア側参加者名簿(3月27日時点)

№ 名前 役職
1. バイコヴァ、スヴェトラーナA. 「タケダ・ロシア」対外関係担当マネージャー
2. ブィコフ、アレクサンドルV. 「ノヴォ・ノルディスク」対国家機関・社会団体活動担当部長
3. ガリペリン、マクシム R. 有限会社「認証・申請センター」外国企業向け認証部長
4. グリゴリエヴァ、ナタリヤS. モスクワ国立大学比較社会政策・社会分野管理センター所長/教授
5. ダヴィドフ、セルゲイO. 医療センター「健康アカデミー」所長/上級医(医学博士、外傷・整形医)
6. ドミトリエフ、ヴィクトルA. ロシア製薬協会会長
7. ディヤチェンコ、イーゴリV. グループ会社「タイシ」社長
8. コジナ、マリヤ P. 有限会社「認証・申請センター」ビジネス開発課長
9. コトゥホヴァ、ヤナI. 「ノヴォ・ノルディスク」対国家機関・社会団体活動・企業間交流部部長
10. ルツェンコ、オクサナ MedVoyage メディカルツーリズム部 CISメディカルツーリズム専門家
11. オルジョニキゼ、アレクセイG. グループ会社「R-ファルム」マーケティング部長
12. ペレツマナス、エヴゲニーO. モスクワ州国有保健施設「肺外結核患者特別医療支援センター」主任医師
13. ペスコフ、ドミトリーN. NPO戦略的イニシアティブ・エージェンシー「若手専門家」担当部長
14. ペトロフ、アレクサンドル A. 有限会社「ユノナ・ホールディング」会長
15. ペトロフ、アレクサンドル P. ロシア連邦国家会議(下院)議員
16. レピク、アレクセイYe. 実業ロシア 共同議長
グループ会社「R-ファルム」取締役会長
17. ロバキゼ、タチヤナ N. 株式会社「アクリヒン」ビジネス開発部長
18. サディコヴァ、カリナI. 有限会社「ゲルメス」総務部長
19. ソコロフ、ミハイルE. モスクワ国立大学学長顧問/複雑系数学研究所副所長
20. ソコロヴァ、リュボフィM. モスクワ国立大学「医療用・バイオ技術設備生産プロジェクト」国際担当部長
21. チュリャエフ、イヴァンI. 株式会社「アクリヒン」第一副社長
22. シュリャク、セルゲイ A. 株式会社「DSMグループ」社長
23. エリンソン、アレクサンドルM. 株式会社「学術生産企業『エレクトロン』」社長
24. ヤストレボフ、セルゲイ N. ヤロスラヴリ州知事


観光庁の勇断に元気づけられて、浜松の和田塾・大場規之先生[ICS留学ネット代表]を訪問

2013-04-04 20:05:35 | Weblog
実社会では、国際化が確実に進みつつある一例

観光庁が、日本を訪問する外国人旅行者が旅館やホテルを選ぶ際に参考になるよう、英語を話せるスタッフの有無など施設ごとのサービス内容を外国語で、同庁のホームページなどを通じて情報提供する固め、その旨を3日に公表しました。
政府が目標とする訪日客数の確保のために、外国人が宿泊施設の内容を把握する手助けをすることにしたものです。

 高校生向けの英語教育の革新に、いまだに異論を唱える方もないことはありませんが、(a)高校生向けには英語で英語を教える革新が実施され、(b)国家公務員の採用にTOEFLが必携化されるなど、官庁をも含めた実社会のあれやこれやの場面で、例を挙げれば際限がないほどに広範囲にわたって国際化が同時的に進行しつつあり、語学が得意であれば、内外の大学入試にも就職にも、生活全般において有利な社会情勢は増々強化されています。
 今日は、浜松市にある個別指導塾・和田塾の大場規之先生[ICS留学ネット代表]を訪ね、教育情報の交換をしてきましたが、語学学習の高度化や留学の必要性など、多くの点で意見が一致しました。
 結局、こういった世の中の流れを重視して、語学力を高めた若い人材こそが実社会においても活躍する機会が多く見られることから、今後、力を合わせて辛抱強く、我々の意見を世間に主張して行くことで合意しました。

平成25年4月4日 木曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES

英語能力の高度化(TOEFL)推進と日本文化の維持とは別問題

2013-03-30 15:33:54 | Weblog
英語能力の高度化(TOEFL採用)・国際化推進と、日本文化維持とは別次元の問題

東南アジアを始め、世界各地に向けて、観光旅行・ビジネス・文化交流・留学研修目的など、様々な目的を持って多くの日本人が頻繁に海外に出かけています。
その世界各地での人々との間での交流に欠かせない有用な言語として英語が選ばれていることは誰もが認めていることであり、また様々な現地の土着の言葉に通じることが現実には不可能な今日の状態では、その英語をもって人的交流促進のための重要な道具として利用することは、一般庶民にとってやむを得ない選択である。
しかも、英語は、言語の歴史から見ても、ギリシャやローマ時代以降の人類の主要な歴史を形作ってきた文化や哲学・思想をも受け継いでいるばかりか、様々な科学や産業分野においても世界史に燦然たる輝きを放っている西洋文明を余すところなく今に伝え、語り尽くすことができる重要な言語である。
そこで、この人類全体の共通の宝ともいえる英語を、日本人が大いに学習し高度に使いこなせるレベルに達するならば、異文化を我が国にもたらす英語は、我が国独自の文化や産業・芸術・社会一般の成長・発展のために、むしろ比較対象例・参考資料となるばかりか大いなる刺激ともなり得て、この国の社会・文化的・経済的発展を通して、世界全体の発展と平和に貢献したいと願う国民の真意にも大いに沿うことである。
従って、例えば、TOEFLなどを通じて、この国の若者たちの理数科教育と英語教育に注力することは、むしろこの国の文化的経済的成長を促進する有効な手段として大いに推薦されるべきことである。
従って、TOEFLが米国の機関が用意するテストであるから、これを利用することは売国奴的発想であるという意見は、全く当を得ていない。
例えば、我が国において国際化が最も遅れている科学・産業分野として、医療分野がしばしばやり玉に挙げられてきましたが、最近は、「米国発」の医療水準認定基準としてのJCI認証を取得する病院が、世界中で非常に高く評価され、我が国でも既に数病院が取得し、今後も後に続く病院が次々と出そうな情勢です。
これが良い例であって、世界に模範となるような優れた基準があれば、それを採用するのがむしろ望ましく、その基準が国産であるか米国産であるかといった仕訳で採択の良し悪しを論議するなどは全くの過ちというしかない。
国際化というのは、正に人類の発展に真に有用なものを、国境線を超えた世界という舞台・土俵から選び出し、その恩恵に浴するという対処の仕方・生き方を選ぶ事であって、我が国の企業や機関が創りだした基準や物品等を使うのでなければ、売国奴的であると呼ぶような考え方は、貿易やサービスなどの自由と交流を大幅に促進するTPP加盟への政府の大方針などにも反し、考え方が誤っているばかりか時代錯誤も甚だしい。
小さな島国の国境線内で生きていくことが明らかにできない時代・情況であるからこそ、すべての分野で国際化が進行しているのである。
では、この様に国際化が必須で進行していることが、日本文化の伝統や個性をないがしろにし、破壊していく結果を生じているかと言えば、そういった一面的・悲観的・消極的なものの見方も誤りである。
如何に歴史を誇る日本文化や伝統と言えども、世界という舞台の中で、諸文化と接触し、比較され陶冶され、絶えずより洗練化されていかねば、世界中あらゆるところに旅行し、ビジネスに携わりつつ、より高度なレベルの科学と文化に接し、それらを吸収し親しんだ日本人をすら満足させることはできず、やがては日本国内からさえも忘れられ、見捨てられていくという厳しい現実をしっかりと見つめなければならないでしょう。
この様に、世界中の人々と情報・物が日常的に激しく行きかう時代に於いては、我が国固有の文化や芸術・思想と言えども、世界中の人たちから評価される内容とレベルのものでなければ生き残れないのであって、国境線に戸を立てて異文化の流入を防ぐことなどは一切できない。
従って、英語学習や教育面で米国発のTOEFLを採用して革新を行うことと、真に値打ちのある日本文化が生き残るための条件作りとは、全く異なった次元の問題であって、これらを同一次元でその適否や矛盾を論ずることなどは全く誤っている。
日本文化の維持や洗練化は、国民自身が、その歴史の流れの中で固有の価値を見いだし、必要なものだと感じ、大切に育てていくものであって、国際交流の手段としての英語学習の効率化や洗練化とは全く異なる次元の問題である。

平成25年3月30日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.Co.jp
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階




米国での医療通訳士

2013-03-29 21:10:04 | Weblog
ニューヨーク在住の看護助手による現地・医療通訳士状況のセミナー

3月29日のすみKanterさんのお話によれば、米国での医療通訳士は、州ごとでの制度内容等の違いはあっても、年間での稼ぎが900万円レベルになるような際立つ高給取もあるなど、医師や看護師などと並び、患者の命を預かる医療チームの重要な一員として、社会的な評価も高い職種として認識されているとのことです。
我が国では、まだまだそういう高い社会的・経済的地位には達していませんが、一歩一歩確実に進んでいる医療の国際化を背景に、卓抜した語学力と医療知識や通訳技能を兼ね備えた専門家という実力が次第に世間に広く認識されるようになると、医療通訳士への評価も自然に高まることになるでしょう。あともう一歩というところでしょうか…
ちなみに、多民族国家の米国では、医療過誤トラブルの一分野として「通訳ミス・トラブル」も意識されていますが、これは、患者の幼い家族や医療知識に疎い友人などの素人ボランテイア通訳者が介在した場合に起こりがちであり、きちんと医療通訳者としての学習・研修・トレーニングを積んだ専門家が介在・通訳した場合には、そういったミスは報告されていません。
逆に、各州での規制のレベルの違いはありますが、専門家である医療通訳士が介在した場合の診療結果の適切さと効率の良さとが広く認識され、ニューヨーク州などでは、英語を母語とはしない、理解しない患者については、病院側で、専門家としての資格を有する有能な医療通訳士をもってサポートすることが、その患者の人権の一種として認識される程に厳しく求められているそうです。
日本の社会状況では、現時点ではそこまでには至っていませんが、警察や裁判所などの司法の場では、刑事訴訟法によって外国人には司法通訳者が付されることが強制されています。このような状況が、患者の生命にかかわる医療の現場にもそう遠くはない将来においても実現されるかもしれません。
平成25年3月29日 金曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
参考≪資料≫「司法通訳」
刑事訴訟法・第175条 国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。
法廷通訳人(目)は,憲法及びその他の規定の趣旨に基づき,適正手続の保障の観点から裁判所の選任によって付される者である。その職務は,被告人の訴訟上の行為を言語的に補助することを内容としており,判例は,このような通訳人の実定法上の根拠を法175条に求めている(最判1955年2月15日(刑集9巻2号282頁)。
法廷通訳1961は,被告人の人権を保障し,適正な裁判を保障する上で極めて重要な役割を果たすものである。したがって,その役割は観光案内が中心の旅行ガイド通訳や,発言者の意思を伝達することを目的とする会議の通訳とは異なる叩)。

待望の森孝先生[TMAT理事、徳州会グループ]のご講演、骨子

2013-03-29 10:58:40 | Weblog
森孝先生[TMAT理事、徳州会グループ]のご講演骨子

28日、当アカデミーは、森孝先生[TMAT理事、徳州会グループ]のメディカルツーリズムに関するご講演を実施しました。
お話は多岐にわたり、また40名近い受講生や見学者などからの質問も相次ぎ、予定していた2時間を超える盛況でした。
とりわけ印象深かったのは、これから我が国のメディカルツーリズムは大きく成長するであろうという根拠をいくつも示されたことです。
一つには、世界病院機構であるJCI認証を取得希望の我が国の病院が、国立大学の附属病院なども含めて全国で数十以上にも上り、外国人受け入れに向けての準備が大きく進行している世間情勢があるということです。
第二には、過去においてメディカルツーリズムの成長と興隆で勢いが最も大きかった国において、次第に受け入れ容量を超えて過度になったことからのサービス低下の弊害が生じ、今後の外国人患者の流れは、診断・治療能力が高くて受け入れ容量も大きいばかりか、医療スタッフにおける対患者向けの「もてなし・接遇」のレベルも非常に高い我が国に向かうことになるであろうとの予想や期待が、多くの外国の方々から寄せられていることだそうです。
第三には、隣接の中国やロシアからの訪日を見込めるだけではなく、東南アジア各国からもはたまた中東地域からも、次第に広がりを見せ始めている我が国による(a)医療の国際支援活動や(b)外国各地での病院建設などを通じて、日本の医療水準の高度さや接遇の良さを十分に認識し始めた各国からの訪日をも大いに期待できるというお話でした。

以上の通り、日本最大の病院グループであり、世界第3位の巨大病院グループである徳洲会病院グループにおける海外事業部の最高幹部・森孝先生[TMAT理事、徳州会グループ]のご講演は、メディカルツーリズム成長に対する大きな期待と自信を受講生に抱かせるものでした。
もちろん、メディカルツーリズム成長と医療通訳士の仕事の拡大とは同義です。

平成25年3月29日 金曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階

Japan Times の記事、我が国の大学入学・卒業にTOEFLが必携化されるべき理由

2013-03-27 02:35:01 | Weblog
Japan Times の記事から
我が国の大学入学と卒業に、TOEFLが必携化されるべき理由
(東京通訳アカデミー関係者からのお便り、ご紹介)

岡村理事長

お世話様です。
常日頃、理事長が提唱されていますSES教育の必要性を後押しするような記事が本日(3月26日)付のThe Japan Times の一面に“TOEFL must be key path into, out of college: Abe” という見出しで載っていましたので、取り急ぎお知らせいたします。

この記事の中で、ある機関の調査で日本の学生の英語力はアジア30カ国の中で、タジキスタンに次いで下から2番目に位置し、テストの平均値では韓国の81に対し、日本は67で、北朝鮮の75よりも劣ると言うことです。

この結果を基に、阿部晋三首相は、日本の学生のTOEFL, TOEIC 及びGREの学習の必要性と、2015年から公務員試験でTOEFL試験を必修にする可能性に言及しています。

私はニュース・スタンドでこの記事を立ち読みしたのですが、詳しい内容につきましては、もしお手元にジャパンタイムズがあればご確認のほどお願いいたします。

取り急ぎご参考までご連絡いたしました。よろしくお願いいたします。

Tuesday, March 26, 2013


「東京通訳アカデミー」の重要なセミナー開催のお知らせ

2013-03-26 13:40:29 | Weblog
「東京通訳アカデミー」の連続する重要なセミナー

28日・・・森孝先生[TMAT理事、徳州会グループ]のセミナー(受講生のみを対象)

29日・・・公開:ニューヨーク在住の「すみKanterさん」によるセミナー
      (1)午後3時半
…主に、医療通訳士に関心のある方向けに、米国での医療現場での情報
(2)午後6時半
…主に、ハイレベルな英語教育を志望する高校生・中学生向けに、
米国の学校教育についての情報

注:29日の公開セミナーについては、申し込み不要
会場:「東京通訳アカデミー」 問い合わせは下記まで
   〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
   電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp


医療通訳士・有資格者向けの「専攻科コース」設置・開講! 受講生募集

2013-03-25 10:03:26 | Weblog
受講生募集!
「医療通訳士」専攻科(2013年度)
(1)期間   4月~1月(10か月間)  合計10回
(2)受講日  毎月 第1水曜日  但し4月に限り 第2水曜日4月10日
(3)時間   午前10時~午後4時 (昼休み1時間)
(4)受講料  110,000円
(5)振込先  三井住友銀行・神田支店・普通預金
      東京通訳アカデミーCoolWorldExpo 株式会社 No.2918198

(6)学習法 (a)毎回、各診療部門のReading, Hearing
(b)さまざまな病気についての role play
(7)医療映画の一部なども入れて基礎からさらに進んだ医療通訳を学ぶ。
(8)研究項目
第1回 消化器     第2回 呼吸器
第3回 循環器     第4回 代謝・内分泌科
第5回 整形外科    第6回 脳神経科
第7回 泌尿器科    第8回 診療内科
第9回 産婦人科    第10回 小児科

問い合わせ先:東京通訳アカデミー 理事長 岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp

英語力向上に向けて”「英」才”(英語才能)教育=SES

2013-03-23 15:50:48 | Weblog

小6で高校級の英語力も、塾の“「英」才”(=英語才能)開発!教室相次ぐ

2013/3/23 15:06
日本経済新聞 電子版

 小学校での必修化などを受け、学習塾各社が英語教育の新サービスを相次ぎ始める。

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⇒⇒⇒その究極の例は、「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES