普段は小乗仏教の修行をしていますが、大乗仏教の事も知っておこうかなと思って図書館で本を借りて読んでみました。華厳経と楞伽経についての本です。両方のお経とも難解な内容とのことなので、やはりよく理解出来ませんでした、汗。
華厳経のキーワードの一つに事事無礙という言葉があって、物事は一つ一つ異なっているのではなく、融けあって滞りのないということらしいです。一般的な仏教の教えである縁起に似ているかなと思いました。縁起の意味は、物事は原因があり、それによって結果があるというようなことだったと記憶しています。
楞伽経は禅宗の元になっているお経らしいです。楞伽経の楞伽はサンスクリット語でランカといってスリランカのことです。スリランカのスリは聖なるという意味なので、スリランカは聖なるランカ島という意味になります。識別作用には表の意識と阿頼耶識という無意識のような意識があって、別々に働いているのではなく、相互に作用にながら働いているというような説明がされていました。
二つのお経について以外にも仏教全般の解説もあって、その中でちょっと驚いたのは仏教はキリスト教に影響を与えていたという内容でした。仏教からキリスト教に取り入れられたのはお墓、像、合掌、祭壇、ロザリオ(数珠)等です。著者がドイツの宗教学者から教えてもらったとのことです。
とりとめのない超絶薄い内容の説明になってしまいました。私の読解力が無いせいですね、汗。自分としてはちょっと豆知識が増えたかな、と思っています。
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