図書館でカルティエの時計についての本を見つけたので、借りてみました。カルティエというブランドは色んな国の王室から人気があったので、イギリスの王様から、「王の宝石商、宝石商の王」という言葉を賜りました。
時計の外装のデザインでは一番好きなブランドです。ほとんどの時計が時刻がローマ数字で、分目盛に線路のようなレイルウェイというデザインを多用し、竜頭にサファイアをはめ込んでいるのが特徴です。上の画像はその特徴を全部持っている「サントス」という時計です。世界初の紳士用腕時計として知られています。
「タンク」という腕時計です。カルティエの時計の中では、一番有名で人気がある時計だったような気がします。女子アナ御用達時計みたいですね。テレビで女子アナの腕に度々見かけます。
クロノグラフという種類の時計です。ストップウォッチ機能がついています。クロノグラフは自分でゼンマイ仕掛けの機械を操作できるのが面白くて、時計の種類としては一番好きですね。ハミルトンというブランドのクロノグラフを持っています。
ミステリークロックといって、画像中の説明にもある通り、針が空中に浮いているような不思議な見た目の時計です。この画像は古い置時計ですが、最近では腕時計でミステリーウォッチとして再現されているみたいです。
上記の画像は古いアンティークの時計ですが、下の時計は現代の「サントス」です。
お金が有り余っていたら、欲しいところですね。「タンク」のデザインの方がやや洗練されているかと思いますが、個人的には「サントス」の方がいいですね。
「タンク」は第一次世界大戦で、フランスを守った戦車に因んでデザインされています。「サントス」はカルティエの当主の友人の飛行家サントス・デュモンの依頼で作られたものです。サントスはライト兄弟と並んで、飛行機黎明期に活躍した人ですが、うつ病になって自殺してしまいまいした。自分が情熱を注いだ飛行機が、出身地ブラジルの内戦で使用されたこともその一因とされています。繊細で平和を愛する人だっだんですね。そんなこともあって、ちょっと「サントス」の方を贔屓にしてしまいます、汗。
実際にはカルティエの時計は自分には高すぎるので、セイコー製のコピー製品で我慢しています。コピーといってもさすがに、竜頭にサファイアは付いてないです、汗。