『5.5畳記』  鴨長葱 著

プチ世捨て人の痛い雑記by人生挫折オンリーの40代改めジジイ屁垂れフリーター

「あやめ」科皿

2015-11-29 13:57:05 | 陶芸・美術

  写真はシャガ(射干)というアヤメ科の植物をモチーフにしたお皿です。陶芸をしていた頃に作成しました。シャガは私が林業に従事していた頃、現場の山林の中で群生して花を咲かしていて、とても綺麗だと思った思い出のある花です。花の大きさが大体アヤメの4分の1位の大きさで、濃い紫のアヤメに対して淡い紫の色をしています。

  陶芸をしていた頃、モチーフ探しに自転車で遠出したりしていましたが、とある市民の森と民家の境目辺りに咲いているのを発見したので、モチーフにしました。


  このお皿は漫画や絵画などからモチーフを持ってくることはせず、最初から最後まで自力で作成したお皿です。なので使用せず保管してあります。先ずモチーフを撮影し、写真から絵を起こし、それをお皿に転写して、以前のブログで説明した掻き落としという技法で装飾しました。園芸品種より野草の方が自分は好きですね。 

  「ちなみ」に一番好きな野草はミヤマオダマキ(深山苧環)という花です。写真は園芸品種のオダマキで、ミヤマオダマキはもっと丸っこくて可愛らしい感じで、色は紫です。

  二番目に好きなのがシュンラン(春蘭)です。蘭の仲間です。変わった花の形をしています。写真はありません。植生調査をしていた時に1,2回見たことがあります。

  三番目はネジバナ(螺子花)で、これも蘭の仲間です。ネジのように螺旋状に花を咲かせる、これもちょっと変わった花です。まあ自分は何でもちょっと変わったものが好きなんですね。草原っぽい場所で生育します。写真は近所の公園に生えていたのを撮影しました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40代にしてカプした自分に惑う  論誤

2015-11-28 15:34:40 | 漫画・アニメ・ゲーム

 ゲームの逆転裁判をやり終えて、主人公の弁護士成歩堂と登場人物のあやめのその後が気になってしましました。この年でカップリングというものに興味を持ったことに困惑しましたw。多分現実がリア貧なので、2次元に引き込まれてしまったのでせう、汗。本の仕分けの仕事をしていて、BLの漫画や小説が大量に流通していることに苦笑していたのですが。以下ネタバレです。



 あやめは成歩堂が大学時代に双子の姉ちなみに成りすまして成歩堂と半年間付き合っていました。ちなみは殺人鬼で、犯罪の証拠品を初対面の成歩堂に一目ぼれのプレゼントと言って押し付け、その後直ぐ成歩堂を殺して証拠品を回収しようとしていたのですが、あやめが姉にこれ以上罪を重ねて欲しくないと、姉に代わって証拠品を回収しようと成歩堂と付き合ったのでした。半年経っても回収できないことにちなみが待ちきれなくなり、成歩堂を殺そうとして結局逮捕されました。最後の章で、成歩堂とあやめは偶然再会し、最後の最後に法廷で成りすましについて告白して、姉の成歩堂殺害計画を知っていたら、自分か姉が死んだとしても計画を止めただろうと話してゲームは終了します。あやめは犯罪に協力していたので、刑務所行きか執行猶予付き有罪判決だと思われます。




 アメリカ人が作っていたら、ハリウッド映画よろしく成歩堂とあやめの寄りを戻させて終わったような気がします。ようつべの英語版ゲームプレイ実況中継(多分アメリカ人がプレイ)を見ると、成歩堂が告白を聞いた後、自分も言いたいことがあると言った時、「Marry me」と呟いていたので、これがアメリカ人の発想なんでしょうか?裁判所で「Marry me」ですかぁ。


 成歩堂とあやめの組み合わせは「ナルアヤ」というらしいのですが、ナルアヤの画像や二次創作小説などをついつい見たり読んだりしていしまいました。phoenix irisで画像検索すると出てくる振袖姿のものが個人的には好きですね。ゲーム中ではあやめは大人しくて怒ったことはないのですが、小説では怒ったり、成歩堂をビンタしたりしたのが面白かったです。小説を読んでいて、キャラが誰かに似ているなぁと思ったら、「めぞん一刻」の音無響子でした。めんどくさい女ということですかw。成歩堂のパートナーの女の子は綾里真宵といって、こちらは「ナルマヨ」といい、なんだか美味しそうな響きです。香取慎吾なら確実に食べたいと言い出すでしょう。


 因みにちなみです。「クズがっ。」が英語版ではどうなっているか気になって、ようつべを見たのですが、「You disgust me」となっていました。直訳すると「お前は私をウンザリさせる」と言います。クズは英語でscumで、「クズがっ」を直訳すると、「You scum」になるようです。日本に興味を持つ外国人もこんな感じで、アニメや漫画で日本語を覚えていくのでしょうか。



 ゲームをやり直していて、有罪になったちなみ(成歩堂を殺そうとしてなりゆきで別の元彼を殺す、始めは成歩堂が容疑者)に対して大学生の成歩堂があれは偽者じゃないかという場面があって、初プレイの時は全然懲りてないなと思ったのですが、自分と実際に付き合っていた人物(あやめ)と違う人物と見抜いていたのかっと思わされました。


 双子の髪型はイモムシを二匹のせたように見えて始めはかなり奇妙に感じて、現実にこんな髪型の人がいるのかなと思っていたら、いました!似たような髪型の人が。



 最後にあやめの犯罪場面の画像を貼ります。枝分かれした七支刀を見事に貫通させています。これを見るとあやめは「剛力」ですな。



 …………。

 これが言いたかったために長々と文章をかいたんかい!というツッコミが聞こえてきそうです、汗。




 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山椒収穫

2015-11-22 14:42:58 | 庭いじり・植物


  庭に植わっている山椒の実が収穫収穫期を迎えたので、収穫しました。山椒の木はバラのようにトゲが枝についているので、収穫の際に結構刺さって痛いです。大体全部収穫して写真の量になりました。何とか来年の収穫時期までもつのではないでしょうか。麻婆豆腐や鶏肉の照り焼き、さんまの蒲焼缶詰などをしょっちゅう食べなければ大丈夫でしょう。唐辛子の実を扱っていた時は、作業後に指先が痛くなり、お風呂に入るとかなり痛みが強かったですが、山椒はそういうことがないので、ありがたいです。

  写真の上の方に写っているのは、山椒用のミルで、山椒の実を入れて取っ手を回すと山椒の荒い粉がでます。上記の料理を食べる時は、是非かけて食べたいですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半隠遁生活に一服の聖涼剤  ミュシャの絵

2015-11-21 14:59:43 | 陶芸・美術
   
 近頃は殺伐とした出来事が多いので、ここらで見ていて気持ちが穏やかになる作品を話題にしたいと思います。写真はミュシャという画家の画集です。20代半ばに本屋で、たまたま目にして、とても自分の好みの画風なので、その場で購入しました。その後は展覧会や販売展などを見に行きました。販売展は値段が高くて買う気ゼロだったので、今思えば迷惑な客だったなぁと反省しています。ちゃっかり無料カレンダーとかもらっていたし。

  ミュシャのフルネームはアルフォンス・マリア・ミュシャ。個人的には、ヨーロッパにもしホストクラブがあれば源氏名で使えそうな、やたら華やかに聞こえる名前に思えます。出身はチェコスロバキアです。手元の書籍が昔のものなので、現在分離しているチェコかスロバキアのどちらかは分かりません。

  若い頃、年末のパリで人手不足の中、有名女優の舞台ポスターの依頼が急遽無名のミュシャにあって、作製した作品がヒットして一躍メジャーデビューしたフレンチドリームの体現者ですね。有名になってからは、アメリカに渡って色々仕事をしてお金を貯めたかったらしいですが、よいパトロンを見つけたようです。

  お金が必要な理由は、故郷のチェコスロバキアの歴史をテーマにした大作を作成して故郷に寄贈したかったということらしいです。故郷は大国に翻弄されつづけた歴史を持っていたので、画家の立場で何か役に立ちたかったのでしょうね。晩年はナチスに占領されて悲しい思いを抱いて亡くなったようです。

  ミュシャの作品は線のハッキリした全体的に淡い色調の版画で、女性や植物がよくモチーフで用いられるといった特徴があります。漫画好きとしては線がハッキリした絵は油絵より好きですね。まあ風景画は線がハッキリしないほうがいいかもしれませんが。浮世絵の影響も受けているみたいので、線がハッキリしているんでしょうね。学生時代に植物に植生調査などで慣れ親しんでいたので、植物が多用されるのもいいですね。



女性とバラの組み合わせの作品


より線がハッキリした作品




  陶芸をしていた時は、ミュシャの絵で装飾した大皿を一つ作りました。現物は親戚のおばさんにあげたので写真は無いですが、元の絵だけ貼ります。陶芸で表現しやすいようなシンプルなデザインです。象嵌(ぞうがん)という技法を用いました。白い粘土でお皿を作り、生乾きになったら、下絵をカーボン紙でお皿に複写し、複写された線を針で掘っていきます。出来た溝に黒い粘土を押し込み、はみ出た部分を取り除いて装飾は終わり。緑色のうわぐすりをかけて窯で焼いて完成させました。



  作品を購入するのは無理でしたが、ミュシャのデザイン集からデザインされたと思われるスプーンを購入しました。使用してからかなりの年数が経過しているので、メッキがはがれています、汗。





  最後に全然関係ない話ですが、図書館で借りた本に載っていたトリビアです。10円玉の平等院鳳凰堂は雨漏れします。屋根部分を凝視してみて下さい。とても小さな穴が二つ開いています。製造過程で穴が出来るそうです。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乱暴な若者「も」いる、意外の!?アフガン

2015-11-15 06:30:34 | 濁悪の世
  先ずは、先日フランスで発生したテロの犠牲者のご冥福をお祈り致します。



  先週の土曜日に図書館で本を借りました。タイトルは「自爆する若者たち」です。これを読んでいる時に、テロのニュースが入ってきたので驚きました。内容に関してですが、テロの原因で見過ごされているものがあり、それが発展途上国における若年層人口の突出した多さ(ユースバルジ)であるというものです。ちなみにアフガニスタンの15歳未満の人口割合は42%(日本は14.5%)とのこと、ちょっと古いデータみたいですが。でも乱暴じゃない若者の方が多いと思います、汗。



  その若年層が就業年齢に達した時、その多さから仕事に就けないか、最下層の仕事しか出来ないといった事態が発生し、それが若者の不満を募らせる原因となり、不満を持つ若者がテロリストのリクルーティングにのっかてしまうという図式です。確かに若者は洗脳されやすく、過激な行動に出易い傾向があると思いますし、まともな仕事に就けずに自暴自棄になっていればなおさらかと思います。この点では著者の主張は正しいと思います。
  ただ、何故若年人口がこれほどまで多いのかという理由についてはあまり詳しくは記述されていないし、ユースバルジへの対策も書かれているように見えません。難しい問題だとは思いますが、大学教授という立場なら何とかとっかかりだけでもひねり出してもらえればと思いました。
  私個人が考えるに、原因については伝統社会での子供が多ければ多いほど家長の権威が高まる価値観とか、カトリックが信じられている地域なら避妊は罪であるという価値観とかがあるとはおもいますが。対策に関しては、ユースバルジの負の側面を理解して多産をなるべく控えるように地道に教育していくくらいしか思い浮かびません。

  人口問題以外での記述で、中国人は世界一の労働者であるとか、若い韓国人は北朝鮮よりアメリカを憎んでいるとか、「!?」な記述も多いので、見過ごされた視点を提示することを可能にしたにもかかわらず、作品全体としては信ぴょう性を下げているのがちょっと残念です。


  私もテロも含めて世の中の混乱の根本的な原因は地球上に人間が多すぎることだと感じています。アフリカの飢餓の写真を見ても、何故食糧が不足しているのに子供を作る?という疑念が頭をよぎってしまいます。最終的な物事の解決に向けてソフトランディングするには、もう既に人口は増えすぎていて、仮に最終的には世の中の混乱が解決できるとしてもハードランディングは避けられず、残念ながら、その過程でテロも含めた数えきれない悲劇が発生すると思わざるを得ません。その悲劇に私自身が巻き込まれないという保証もありません。まさに、

といった感じですね、汗。

  話は全く変わりますが!?シルベスタースタローンのお気に入りの腕時計はパネライというイタリア発祥の腕時計です。イタリア系アメリカ人の父を持っているからでしょうか?映画でもパネライの時計をつけてる時があります。パネライも「スライテック」というスタローンモデルをリリースしたみたいです。スライとはスタローンのあだ名みたいです。昔腕時計のデカ厚ブームを起こした時計で、外観もなんとなく愛嬌があるのが特徴です。日本の芸能人では国分太一や井ノ原快彦が所持しているみたいですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする