以前、薬丸自顕流剣術という古武道をビデオを見て独習していましたが、タイヤを重ねたものや、人の背丈程の棒など大掛かりな準備が必要なので、数年やって、やめてしまいました。その代わり、同じ動きをちょっとだけですが、2、3キロぐらいのダンベルを使って毎日行っています。これは直心影流剣術という流派の、12キロの振り棒を使って素振りをする鍛錬や、佐川幸義師範という合気系武道界では高名な武道家のダンベル鍛錬を参考にして始めたものです。
ダンベル鍛錬以外にも、過去のブログに書いた筋トレなどを毎日行っていますが、それは佐川師範が毎日鍛えていれば年を取っても体力は衰えないというお話が書かれた本に影響されたからです。
佐川師範の行っている武術は「合気」という技術が根幹にありますが、これが会得出来たら、さぞかし痛快だろうなあと思います。合気とは相手を無力化する技術とのことらしいです。学生時代に合気道をちょっとかじったのですが、相手に抵抗されたら、技を決めるのは難しいと感じていましたが、もし合気というものがあれば技を決めることは可能なのでしょう。
自分なりに合気について考えて、相手を見つけて練習してみたのですが、全く分かりませんでしたね。熱い物に手を触れると手を引っ込めてしまうような相手の条件反射、壁を押すと自分自身に自分の力が返ってくるというような原理、人間の関節の構造などを利用しているように思われますが、謎です。
また、訓練によって相手に力を感じさせないで、自分の力を相手の重心を揺さぶるように伝えることも出来るようになったともいいます。だから相手は投げようとしたのに、気が付いたら、いつの間にか投げられていて受け身を取らざるを得ない状態になったと本には書かれています。
合気とは超高度なマジックみたいなものなんでしょうね。ちょっと見ただけではどうなっているかさっぱり分からないが、ちゃんとタネ(技術)がある、でも超高度なマジックができるマジシャンが世界に数人しかいないように習得出来る才能や情熱を持った人は限られている、ということかもしれません。
中国拳法に化勁や借勁、聴勁という似たような概念がありますが、中国で何百年かかって編み出されてきたものを、一代で、それもほぼ独学で習得してしまった佐川師範は超がつく天才なのでしょう。
自分が屁垂れなのと、武術は自分を必要最低限守れる技術や知識があればいいやという考えが湧いてきて、それ以上取り組むのをやめてしまい、陶芸や料理などの生産的な方面へ方向転換してしまいました。習得は無理でも一度合気を掛けられてみたいですね。
佐川師範は昔、サンデーの「拳児」という漫画で、佐上師範という名前で紹介されていましたね。
あと、「軍鶏」という漫画でも合気を操る上杉静という若手武道家が出ていて、その親が佐川師範に似た雰囲気を持っていましたね。若手武道家は総合格闘技のトーナメントみたいな大会に出場してました。残念ながら現実には合気習得者の試合は見ることが出来ませんが、漫画で再現されていたものを見れたのはちょっと面白かったです。相手の空手家が手も足も出ずに投げられまくっていましたが、相手の空手家が麻酔効果のある毒物を塗布した極小の針で審判に見つからないように刺して、結局勝ってしまいました。合気<隠し武器と作者は言いたかったのでしょうか?
極真空手の次世代の指導者の松井という人も合気を習得しようと修練していると「一撃の拳」という本に載っていました。合気という存在も少しずつ他の武道界に知られていっているようです。何とか合気習得者の試合がテレビで見れるようになるといいなと思います。
ダンベル鍛錬以外にも、過去のブログに書いた筋トレなどを毎日行っていますが、それは佐川師範が毎日鍛えていれば年を取っても体力は衰えないというお話が書かれた本に影響されたからです。
佐川師範の行っている武術は「合気」という技術が根幹にありますが、これが会得出来たら、さぞかし痛快だろうなあと思います。合気とは相手を無力化する技術とのことらしいです。学生時代に合気道をちょっとかじったのですが、相手に抵抗されたら、技を決めるのは難しいと感じていましたが、もし合気というものがあれば技を決めることは可能なのでしょう。
自分なりに合気について考えて、相手を見つけて練習してみたのですが、全く分かりませんでしたね。熱い物に手を触れると手を引っ込めてしまうような相手の条件反射、壁を押すと自分自身に自分の力が返ってくるというような原理、人間の関節の構造などを利用しているように思われますが、謎です。
また、訓練によって相手に力を感じさせないで、自分の力を相手の重心を揺さぶるように伝えることも出来るようになったともいいます。だから相手は投げようとしたのに、気が付いたら、いつの間にか投げられていて受け身を取らざるを得ない状態になったと本には書かれています。
合気とは超高度なマジックみたいなものなんでしょうね。ちょっと見ただけではどうなっているかさっぱり分からないが、ちゃんとタネ(技術)がある、でも超高度なマジックができるマジシャンが世界に数人しかいないように習得出来る才能や情熱を持った人は限られている、ということかもしれません。
中国拳法に化勁や借勁、聴勁という似たような概念がありますが、中国で何百年かかって編み出されてきたものを、一代で、それもほぼ独学で習得してしまった佐川師範は超がつく天才なのでしょう。
自分が屁垂れなのと、武術は自分を必要最低限守れる技術や知識があればいいやという考えが湧いてきて、それ以上取り組むのをやめてしまい、陶芸や料理などの生産的な方面へ方向転換してしまいました。習得は無理でも一度合気を掛けられてみたいですね。
佐川師範は昔、サンデーの「拳児」という漫画で、佐上師範という名前で紹介されていましたね。
あと、「軍鶏」という漫画でも合気を操る上杉静という若手武道家が出ていて、その親が佐川師範に似た雰囲気を持っていましたね。若手武道家は総合格闘技のトーナメントみたいな大会に出場してました。残念ながら現実には合気習得者の試合は見ることが出来ませんが、漫画で再現されていたものを見れたのはちょっと面白かったです。相手の空手家が手も足も出ずに投げられまくっていましたが、相手の空手家が麻酔効果のある毒物を塗布した極小の針で審判に見つからないように刺して、結局勝ってしまいました。合気<隠し武器と作者は言いたかったのでしょうか?
極真空手の次世代の指導者の松井という人も合気を習得しようと修練していると「一撃の拳」という本に載っていました。合気という存在も少しずつ他の武道界に知られていっているようです。何とか合気習得者の試合がテレビで見れるようになるといいなと思います。