『5.5畳記』  鴨長葱 著

プチ世捨て人の痛い雑記by人生挫折オンリーの40代改めジジイ屁垂れフリーター

牛貴族

2024-06-02 00:10:42 | 読書
  最近、ブログ村の登録を取り消させていただきました。理由は先方から要望があって、それに応えることが難しいと判断したからです。ブログ村では登録していた世捨て人カテゴリーで、拙ブログのランキングを閲覧するなど、色々と楽しませていただき、とても感謝しております。さて、本題へ。


  明治時代の訪日外国人の手記を図書館で借りて読んでみました。その中で印象に残った文面を紹介します。


  日本の一般庶民は貧しくとも穏やかで幸せな生活を送っていると、著者は見ているようですね。欲望渦巻く帝国主義が蔓延している時代でも、所謂ミニマリスト的生活を肯定的に考えていた人物もいたようです。もっとも帝国主義の先鋒の一員であろう著者は、考えと実際の行動は一致しているとはいえないようですが。


  今現在神戸牛は世界的に人気かありますが、明治時代に既にかなりの好評価だとは驚きました。


  外国人の訪日手記は好きなので、今後も見つけたら読んでみたいと思っています。

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独り言だそウダナ

2024-02-11 01:05:09 | 読書

  仏教のお経は、その内容の殆どがお釈迦様が他の人に対して説法している形式なのですが、自説経(ウダーナ)はお釈迦様の独白で構成されている珍しいお経のようです、汗。その自説経が掲載されている本を少し前に図書館で借りて読んで、気になった所を写真にとりました。題名等を記録するのを忘れたのですが、多分『小部経典 第一巻』 中村元他監修・訳 春秋社だと記憶しています。
  上の画像では、お釈迦様が弟子の腕をつかんだ描写がありました。お釈迦様が他者の身体に直接触れる描写は珍しいですね。



  お釈迦様がマガダ国の大臣から食事のお布施を受ける場面ですが、そのお布施に対して感謝する場面があります。昔読んだ本かネットのサイトか何かでは、托鉢で食事のお布施を受けたお坊さんは相手に感謝を伝えないと書かれていたような気がします。理由は相手に対して執着の心が生まれるとか、相手としがらみが出来るとかだったと思います。このお経では感謝の描写があったので、私の記憶と真逆だなと思いました。



  これはお釈迦様が悟りを開いた人間は宇宙の寿命程長生きできるというようなことを呟いたことに対して付き人のアーナンダ尊者が聞き流したことについて、お釈迦様も同じように長生きして下さいと懇願しなかったことを問題視する内容です。別のお経で、アーナンダ尊者がお釈迦様から「本来の寿命(100歳)まで生きれたのだが、懇願されなかったから、もうすぐ(80歳)入滅することにする、こうなったのはお前のせいだ」みたいなことを言われたことと重なる内容です。現在の感覚からすると理不尽極まりない言動で、パワーハラスメントにあたるのではないかと思ってしまいます。


  以上気になった文面を記事にしてみました。お経を読んでいると疑問点や納得いかない点もありますが、他に特に取り組みたいことも思い浮かばないので、今後もお経を読んだり、瞑想したりすることは続けていこうかなと思います、汗。
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「全然禅っせ」理解出来もはん

2023-10-29 00:29:01 | 読書

  おいは小乗仏教の修行の真似事をしてもす、汗。


(以下標準語)、汗
  さらに教養として大乗仏教のことも知っておこうかな、と思って図書館で本を借りて読んでいます。今回は、大乗仏教の中でも小乗仏教に比較的近いと個人的には思っている禅宗の本を読んでみました。


  読んだ本は、禅宗の中の曹洞宗という宗派を日本に伝えた道元禅師の著書の現代語訳で『正法眼蔵4』(石井恭二訳: 河出書房新社)です。実は以前『正法眼蔵1』も読んでみたのですが、よく理解出来なかったので、最終巻なら最後の方に結論が載っているかなあ、という安易な気持ちで読んでみたのでした、汗。



  今回もよく理解出来なかったのですが、小乗仏教教義の重要項目である三十七菩提分法(修行方法)について書かれた章を見つけました。その中で最初の項目である四念住(四念処)についての記述です。身・受・心・法の四種類の観察対象について、画像の説明のように観察するとあります。小乗仏教では四種類の観察対象に対してありのままに観察するとされているので、解釈にかなり違いがあるように私には思えました。




  この本の中に『弁道話』という別の著書も記載されていました。座禅についてQ&A方式で著述されてる内容で、『正法眼蔵』より分かり易かったです。色々質疑応答がありますが、結論は数ある仏教の修行方法の中で、坐禅のみが正当な修行方法であるということでした。どうして正当なのかという理由は達磨大師から連綿と受け継がれいる正当な修行方法からだという理由でした。正当だから正当なのだ、という風に言っているように感じてあまり答えになっていない回答だなあ、と個人的には思いました。




  お釈迦様から達磨大師を経て道元禅師まで至る系統図があって、ちょっと驚かされました。こういう系統図があれば、道元禅師も胸を張って自分のやっていることが正当だと思うことが出来そうだな、と思いました。


  他にも、日本の禅宗は臨済宗と曹洞宗が有名ですが、道元禅師が宋で修行していた時代は他に法眼宗・潙仰宗・雲門宗があって、五門と呼ばれていたということが書かれていました。私の頭ではよく理解出来ませんでしたので、「来世」に期待です、汗。
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華厳を書き

2023-10-08 18:42:31 | 読書

   普段は小乗仏教の修行をしていますが、大乗仏教の事も知っておこうかなと思って図書館で本を借りて読んでみました。華厳経と楞伽経についての本です。両方のお経とも難解な内容とのことなので、やはりよく理解出来ませんでした、汗。


  華厳経のキーワードの一つに事事無礙という言葉があって、物事は一つ一つ異なっているのではなく、融けあって滞りのないということらしいです。一般的な仏教の教えである縁起に似ているかなと思いました。縁起の意味は、物事は原因があり、それによって結果があるというようなことだったと記憶しています。


  楞伽経は禅宗の元になっているお経らしいです。楞伽経の楞伽はサンスクリット語でランカといってスリランカのことです。スリランカのスリは聖なるという意味なので、スリランカは聖なるランカ島という意味になります。識別作用には表の意識と阿頼耶識という無意識のような意識があって、別々に働いているのではなく、相互に作用にながら働いているというような説明がされていました。


  二つのお経について以外にも仏教全般の解説もあって、その中でちょっと驚いたのは仏教はキリスト教に影響を与えていたという内容でした。仏教からキリスト教に取り入れられたのはお墓、像、合掌、祭壇、ロザリオ(数珠)等です。著者がドイツの宗教学者から教えてもらったとのことです。


  とりとめのない超絶薄い内容の説明になってしまいました。私の読解力が無いせいですね、汗。自分としてはちょっと豆知識が増えたかな、と思っています。
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ひまつぶし

2023-03-05 07:57:30 | 読書

  休日等の空いた時間を消費するのにイラストロジックというパズルをやっています。自分は左利きでより右脳を使っているせいか、文字よりも絵が好きな傾向があるので、ナンプレや漢字パズルよりもイラストロジックが好きですね。



  同じ絵がメインの間違い探しや点つなぎの雑誌もあるようですが、自分にとってはちょっと単純単調ですね。ファミコン世代なのでドット絵が好きというのもあります。



  1冊600円位で2ヵ月位は楽しめるので、自分にとってはコスパが高い楽しみですね。何時間行っても比較的飽きないです。やり終わったものも、消しゴムで消せば何回もやれます。脳トレも兼ねて一生やっていこうかなと思っています。こうやって記事を書いていたら、なんだか鰻を刻んだものに薬味とお茶をかけて食べたくなりました!?汗
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