2月月例ネット句会にご参加いただき、ありがとうございました。
今朝、2月例ネット句会の
金賞 13.雪国へ送る蜜柑の香をぎっしり/吉田 晃
銅賞 08.初風呂や新たな湯気を胸いっぱい/弓削和人
銅賞 08.初風呂や新たな湯気を胸いっぱい/弓削和人
の句が、2月月例ネット句会で「春の句3句」の投句規定に反しているのではないかと、ご指摘を受けました。規定違反なのになぜ入賞か、と言うことであると思います。
簡単に説明しますと、
1番目は、2月月例ネット句会は、冬と春の季節が現実には行き来しているときでもあり、また、1月月例ネット句会より1か月ほどですので、「春の句3句」ではなく、「冬の句・春の句3句」とすべきでした。主宰の髙橋正子の句会案内の間違いです。要は「当季雑詠」をお願いしています。
2番目には、投句されてしまった句が規定の季節を多少季節がずれていたとし大幅にずれていなければ、尊重します。規定は尊重されなければなりませんが、月例ネット句会は、ネットで公開しているとは言え、花冠の内部(座)
の句会ですので、投句されてしまった句が、大幅に秋とか夏にずれてなく、句が佳ければ、仲間内(座)の句会の結果論として容認しました。
以上を考えまして、入賞は取り消しません。
花冠では、「季感」を重要としています。今回のご指摘は季語の問題ではありません。
主宰 髙橋正子
2023年2月24日
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