絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2024年2月17日(土)イラストじっくりコース・おさないまこと先生の授業内容

2024-02-21 15:17:33 | イラストじっくり塾

おさないまこと先生の2回目の授業です。

前回制作した立体の研磨・着色を行いました。

 

初めにおさない先生から、作品を制作した後に、その作品をいろんなシチュエーションで撮影をすると楽しいですよ。と写真を見せていただきました。

制作して終わりではなく、制作後も楽しめると思うと、いろんな想像が広がりますね。

 

前回の授業を休まれていた方は、ラドールを使って立体制作していきました。

 

では、そろそろ作業を始めましょう。

 

研磨はスポンジ研磨剤を使います。

今回は粗いものから細かいものを用途に合わせて使用していきます。

スポンジなので細かい部分も削りやすいですね。

研磨の際は、細かい白い粉が出るのでマスク着用です。

本日は人数が多いので、屋上で作業しました。

天気も良くて気持ちいいですね。

 

自前のヤスリを持ってきている方もいました。

細いヤスリなので、隙間を削るのに最適ですね。

 

つるつるの陶器のような質感に仕上げる人もいます。

お餅のようで美味しそう。

 

研磨後アクリル絵の具等で着色しました。

 

 

頭・手足を単体で作った方は、最後に針金を中に入れて繋げます。

 

頭と腕をつなげて完成しました!

 

毛糸で髪の毛を作られていた、リボンも可愛い女の子と猫ちゃんが完成しました。

 

ブローチの完成作品

ブローチは後ろが平らなので、金具を付けたら完成です。

 

各自作業しながら、次回クラス全員で作るカレンダーの話し合いもしました。

 

おさない先生の今後の授業では、皆でひとつのテーマで6場面を作り、写真を撮ってカレンダーを作ります。

今回は『三匹のくま』をベースにオリジナルストーリーを作ることに決まりました。

動物のシェアハウスに少女が迷い込んだお話です。

どんなお話になるのか楽しみですね。

 

3/23(土)の授業までに6場面のラフを考えて描いてきてください。

【課題】お話6場面のラフを考えてくる

 

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【絵話塾のガイダンス】

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

2月 24日(土)   14:00〜

  25日(日)   14:00〜 18:00~

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〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
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2024年2月10日(土)文章たっぷりコース第5期・第6回目の授業内容/高科正信先生

2024-02-18 20:40:14 | 文章たっぷりコース

この日は、高科先生が大好きな映画『ミツバチのささやき』(1973年)のビクトル・エリセ監督が、21年ぶりにメガホンを取った『瞳をとじて』が公開されるというお話から。
先生は子どもが主人公の映画が好きで、『ミツバチのささやき』も大好きだなのそうですが、その映画の主役だった子役アナ・トレントが最新作に出ているということで、とても楽しみなのだとか。

その後は高科先生の最新絵本『プレゼントはひとつ』(福音館書店・こどものとも)を読んだ子どもの読者から、先生のところにお便りが来たというお話。
その子は主人公の男の子が本当にプレゼントがもらえたのか心配で、幼稚園の先生に頼んで出版社に手紙を送ってくれたのだそうです。
それを話してくださる先生は、とても嬉しそうでした。

続いてテキスト『60歳からの文章入門』(近藤勝重 著/幻冬舎新書)のP85~P99を見ていきました。
ここでは、
・組み立て方①「現在—過去—未来」〜矢沢永吉に学ぶ「現在—過去—未来」
・組み立て方②「体験—気づき—普遍性」〜個人の体験と社会をつなぐ
・組み立て方③「起・承・転・結」
と、その例を見ていきました。
同じ体験をしても、人によっては感じ方が違います。
感動をそのまま書いても楽しんでもらえるかを考えながら、誰にでも当てはまるように書く必要があります。
①と②を混ぜた構成は、人に伝わりやすい “鬼に金棒” で、良い文章には①②のミックスが多く
逆に③では “転”の部分が難しいので、うまい “転” がある場合だけこれを使うと良い、とのことでした。

その後、たびたび参考に使っている大野晋氏の著作『日本語練習帳』(岩波書店)もP58〜65を見ていきました。
分かりやすいセンテンスは「AはB」という形の、AとBの距離が近いものです。
例文として「私は今井君をなぐった佐藤君の横面をひっかいた田中君をけとばしてやった」という難解なものが上げられていました。(行為がたくさんあるのも混乱する原因になる)
「は」と終点までの距離はなるべく短く、早く明示することが大切だということが分かりました。

文章が長くなると、どうしても「A(主語)はB(述語)」の関係性が分かりにくくなるので、一文は原稿用紙に3行程度で改行し、一段落は5〜6行におさめるのが分かりやすく、内容を間違えずにとらえやすいそうです。
これを必ず守らなければならないというわけではありませんが、文章を書くときの目安にしてみてください。

休憩をはさんで、急にタコの話が始まりました。

頭足類(タコ・イカ・オウムガイなど)のタコは元々貝の仲間でしたが、身を守る貝殻を捨て、自由に動けるようになって、知能が発達したのだそうです。
軟体動物なので化石は残っていませんが、カンブリア爆発(5億年ほど前)には存在していたと思われます。
タコに興味のあった先生は、以前奥井一満氏の『タコはいかにしてタコになったか〜わからないことだらけの生物学』(光文社知恵の森文庫)を読んだそうですが、タコの話題はそれほどたくさん書かれていたわけではなかったとか…。

そこで、今回の課題は「タコについて」です。
ひらがなが読めるようになった子どもが自分で読めるように、ひらがなで書き(分かち書き不要)、本文1200字でまとめてください。
原稿用紙でいうと、タイトルと作者名で5行必要ですので、1枚目が300字、2〜3枚目が400字で、最後4枚目は100字、ということになります。
子ども向きなので、内容も構成も分かりやすく書くことを心がけてください。

提出は次回7回目の授業(3月9日)の時です。よろしくお願いいたします。

 


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2024年2月14日(水)絵本わくわくコース・太田朋先生の授業内容

2024-02-15 18:21:23 | 絵本わくわく塾

太田朋先生の2回目授業は、課題「しりとり絵本」の発表と、プラ版画の制作をしました。

今回は先にプラ版画のワークショップをしました。

用意していたハガキサイズの下絵の上にプラ版を置いて、コンパスなど先の尖ったもので線を削っていきます。

印刷をすると反転してしまうので、文字を入れる場合は気を付けてくださいね。

線を濃く出したい方は、しっかり削ってくださいね。

 

版が完成しましたら削った面に、縦 横 斜めとインクを載せてローラーで丁寧伸ばしていきます。

 

削った溝にインクが入っているのを確認して、寒冷紗で拭き取っていきます。

拭き取る具合でインクの濃淡が出ますので、調節してくださいね。

 

ではプレスしていきましょう。

プラ版にハガキを載せて、プレス機のハンドルを回します。

今回は、赤・青・黒の3色です。

どんな仕上がりか楽しみですね。

色のぼかし具合が、きれいに出ています。

インクの拭き取り具合で、それぞれの印象が違っていいですね。

 

少し休憩をしてから、

後半は課題の「しりとり絵本」の発表をしました。

「四国八十八カ所しりとりめぐり」は、ガイドブックのような仕上がりでした。

 

見開きのページでは、太陽と雲がページの両端に少し見えてるのですが、広げると中心に太陽が丸く現れます。構図を考えられた作品でした。

 

お祭りの出店がしりとりになっていますが、周りの光景が細かく表現されていて、絵本のような作品。

 

広げると1枚の絵になっていて、見開きで見ているより迫力もあり、伝えたいことが伝わってきます。

 

次回の課題の説明を聞きました。

「エピソード絵本」です。

自分のエピソードを絵本にしてきてください。

子どもの頃のエピソードや今思っていること、これからのこと、仕事や家族に対して思うことなど、一冊の絵本に仕上げてきてください。

ページ数、大きさ、画材は自由です。

 

どんなエピソードを絵本にしてくるのか楽しみにしています。

 

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2024年2月10日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2024-02-15 16:29:51 | イラストじっくり塾

本日のイラストじっくりコースは、寺田順三先生の二回目の授業です。

好きな雑誌のカットイラスト(挿絵)を描いてくる課題が出ていました。

「さて皆さん、どんなイラストを描いてきましたか?出してください」

ファッション雑誌・ライフスタイル雑誌・旅やグルメ雑誌などいろんなジャンルがありました。

それぞれの作品を見ながら講評が始まりました。

 

ベビースターラーメンで似顔絵を描いていました!

すごいクオリティーですが、ぱっと見はベビースターラーメンで描いているのが分からないのが残念。

撮影の仕方や画像処理で工夫されたら、もっとインパクトが得られそうです。

 

 

既に発売されている雑誌みたいに完成度の高いイラストもありました。

 

 

皆さんもこんな感じで、自分だったらこうするな、という雑誌(ページ)をどんどん描いてみてくださいね。

まずどんなジャンルの仕事がしたいのか。

自分が仕事をしてみたいジャンルの雑誌を選ぶといいですね。

 

今回は授業の課題ですので、自分らしいイラストになるよう、小さく収まらないよう個性を出してみましょう。

イラストレーターは、カットイラストの仕事が多いけど、今は雑誌の数が少ないので、難しくなっている。

昔は、雑誌や年間本を見て、仕事の依頼があったが、今はSNSを見て仕事を依頼する出版社が多いそうです。

雑誌のカットイラストだと、いろんなシュチュエーションで描けるか、人物(全身)・背景が描けるかによって、仕事依頼の範囲が変わってくると思うので、苦手なものも描けるようにしていた方がいいですね。

「苦手なものがあったら、好きな人のイラストを見て、トレースして描いてみると良いよ。

画材も何を使っているのかなど、まずは真似て描いてみたら」

寺田先生からのアドバイスがありました。

 

雑誌のイラストを自分ならどう描くかを、普段から描く練習をしておくことをお勧めされていました。

器用に何でも描ける人は、何か一つに絞って描いてみた方が仕事の依頼は来やすいと思います。

例えば、映画ならこの人。動物ならこの人。と、想像できるところまでになるといいよね。

また好きなジャンルのポスターなどの広告イラストを描いてみるのもいいですね。

音楽が好きなら好きなアーティストのLPジャケットを、自分なりに作ってみるなどの自己アピールしていくと、そのジャンルから仕事の依頼があるかもしれませんよ。

 

 

【課題】 4月27日(土)発表

人物・動物・風景・音楽 の4パターン(4枚)を自分らしく描いてくる

サイズ・画材は自由

 

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2024年1月20日(土)イラストレベルアップコース・駒井和彬先生の授業内容

2024-02-08 18:16:03 | イラストレベルアップコース

イラストレベルアップコース、2024年の最初の授業です。 
担当は、デザイナーの駒井和彬先生です。 
 
今回は「企業カレンダー制作」の課題発表です。 
企業カレンダーは、ノベルティアイテムとしても、需要があります。 
 
発表の際は 
1.想定した企業名 
2.対象とする方の年齢層や性別など 
3.どういうイメージで制作したかのコンセプトやポイント 
4.アイデア〜完成までの制作過程 
5.苦労した点や気に入っている点 
などを含めて発表していきましょう。 
 
駒井先生の授業ではそれぞれの発表の後、100点満点の作品でも120点になるように、
その作品について生徒さん同士でお互いにコメントを伝え合うのがポイントです。 
 
さて、いよいよ発表です。 
発表側 
・お寺や神社の授与品(お守りなど)を扱う会社なので、和風な雰囲気になるように千羽鶴を使った再生紙を利用した 
・かつてバイトで勤務したアパレル会社を想定し、人間を描くのに挑戦した。色や小物で季節感を出した 
・創業120年の会社なので、6枚のイラストを制作し、20年ずつ時代が進むような設定にした 
・医療機関に置いてもらう前提で、安心感や安定感を与えるイラストを目指した 
・ふるさと納税の寄付返礼品にするため、郵送料金を抑えるためカレンダーのサイズも小さくなるよう工夫した 
 
講評側 
・ラフのゆるい線が素敵なので、もっとそのゆるさが全面に出ても良かったかも 
・フルーツの断面や種を見せることで更にリズム感のある素敵な画面構成になりそう 
・「ファミリー層への食の提案」というコンセプトでレシピが描かれているのが良い 
・画用紙の白地の色を活かした軽さが感じられると、抜け感があって良さそう 
・1年を通じてタッチが揃っていると、もっとかっこよくなりそう 
 

カレンダー作品

 


また、カレンダーだけではなく、それを入れる袋やおまけの缶バッジ、
またカレンダー自体をカプセルトイに入れるなどバリエーション豊かな作品が勢揃いでした。 
 
また、生徒さん同士で「どうやって作っているの?」「この線はどうしてここで止めようと思ったの?」
などお話しされていました。イラストの参考にするために、インスタグラマーや雑誌を見て、
どうしたらかっこよくなるかを分析していらっしゃる方もいました。 
絵を描いていて困っていることが似ていると、すぐ質問しあえる環境があるのは嬉しいですね。 
 
さて、次回の課題は「商品Yのコラボパッケージを作ろう」です。 
商品Yのシーズン限定パッケージをコラボして作りたいという依頼が来たと想定してパッケージのアイデアラフを発表して頂きます。 
商品Yは食品や日用品等なんでもOKです。 
授業までに1度、先生にラフを提出し、チェックを受けて下さいね。 
皆さんの作品が楽しみです。 
では次回教室でお会いしましょう!
チャオ!

 

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【絵話塾のガイダンス】

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

2月  10日(土)   11:00〜 

  12日(月祝)11:00〜 14:00〜 

  17日(土)   14:00〜 18:00〜 

  18日(日)   14:00〜 18:00〜 

  24日(土)   14:00〜

  25日(日)   14:00〜 18:00~

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〒650-0022
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ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
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