絵話塾だより

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2022年1月30日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2022-01-30 19:12:38 | 絵本ゆっくり塾
本日の絵本ゆっくりコースは、WAKKUN先生3回目の授業です。
前回は墨で90センチ四方の和紙に気持ちを乗せて描きました。
今回も同じく墨を使いますが、描くのは細長い和紙です。

WAKKUN先生の授業では、今後「じゃばら本」を使って描きます。
その時に横長、もしくは縦長で描くので、今回の細長い和紙は、それも見据えて描いていきます。



まずは、WAKKUN先生のデモンストレーションです。
「てくてく 歩く ボクたちは これからも しっかりとね 福の種まけ ボクらの前に ボクらの後に」と
描かれました。 

これは神戸の震災から5年後、作家達は何をしていたかという四人の作家の展覧会を
芦屋市立美術館で開催した際のライブペインティング中に出来た言葉です。



当日、何を描いたら良いか全く考えていなかったというWAKKUN先生。
だけどもしあの時、自分が死んでいたら…子ども達に何を残せただろうかと考えてみると、
空の上から娘や息子を見た時「お父さん、ボク達大丈夫やで!元気に歩いていくからな!」と
言ってもらえたら嬉しいと思い
タテ2メートル、ヨコ10メートルもの大きな紙にこの言葉を描かれました。
その言葉が、不思議と降ってきたと言います。

描き終わった後に会場を見渡すとほとんどの方が泣いておられたとのこと。
その時の気持ちを込めて、教室でも描いて下さいました。



今度は皆さんが描く番です。前半、後半に分かれて描きます。
縦にするか横にするかは自由です。



前回の授業で一度練習していますので、悩まず描かれている方が多かったです。



細かく筆を使われて、繊細な表現をされていますね。

最後に作品と共に、どんな思いで描いたかを発表します。

・娘さんとの口げんか
・小さい頃におばあちゃんから言われた言葉
・人生は山あり谷あり
・宇宙
・旅行
など、いろんなストーリーがありました。

    

 

点と点が繋がって線になるように出来事が起こっていきます。
残念だったと思ったことがあったとしても、自分の真がぶれずに起こった出来事は、後に大きなお返しを与えてくれます。
一つの出会いが、次に繋がって今の仲間が出来ていく。
WAKKUN先生からは、そんな心に響くお話をたくさんお聞きしました。



最後に恒例のWAKKUN先生の作品をいただけるジャンケン大会です。
それでは「ジャンケンポン」

次回の授業 3月6日(日)では、じゃばら絵本の発表です。
ダミーの段階でもいいですので、たくさん悩みながら制作してくださいね。


絵話塾 第19期生
12月からいよいよ募集開始です。
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皆さん待っています!

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