絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年2月17日(日)絵本レべルアップコース・松田素子さんの授業内容

2019-03-26 18:01:11 | 絵本研究科
2月17日の絵本レベルアップの授業は松田素子さんでした。

この日は生徒さんのダミーの発表が中心で、
その中で話されたことは、
絵本のなかに「虹」「星」などの要素を入れる場合は、
薄っぺらい、表面的なお話になりやすいので、要注意です。



科学絵本のダミーを作ってきた生徒さんがいましたが、
科学絵本は誰が見てもわかるように、伝えたいことを絵と文章で的確に表すことが一番大事です。



絵本は説明的な文章はよくなくて、作者の都合でお話を強引に進めないことですね。
それと、大人の言葉はなるべく使わない。
例えば、
「お腹が痛い」の表現は

大人…キリキリ、ギリギリ、キュート痛いなどの言葉を使いますが、
   これらの言葉は子どもにはなかなか分からない。

絵本でお腹が痛いと表現する場合は、
「お腹の中にこびとさんが居て釘を使って家を建てているように痛い」と
表現すれば子どもにも理解しやすくて、絵本的な言葉になります。

●才能は色々な物を取捨選択して選び取る「力」
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