絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2016年9月3日(土)イラストじっくりコース・福田利之先生の授業内容

2016-09-04 19:44:58 | イラストじっくり塾
夏休みも終わり、本日より絵話塾の授業が再スタートしました。
イラストレーターの福田利之先生の初回授業です。

今回はポストカードサイズの紙に、正面に座る人の顔の描き合いをしました。
といっても、ただ顔を描くのではなく、
髪型・眉毛・目・鼻・口・輪郭・耳…等に分けて、モデルの人物の「一部分」を描きます。
どこから描くかは自由で、例えば前に座った人の「目」が印象的だと思ったら目を描きます。
描いたら、それ以上は描かずに筆を置きます。
そして、一部分描くごとに、席を横にずれて座り、モデルを変えて描いていきます。
その結果、一枚の紙の中に7人分ほどの違う人物のパーツで出来た似顔絵が完成します!



描けたら講評です。
画面の中で収まらなくて良いし、きれいにまとめようと思わなくて良い、と先生。
むしろ、それを壊すような気持ちで、人がやらない手法や描き方で描いてみる。

次に、今度は正面に座る一人だけをモデルにして似顔絵を描きます。
お互いにインタビューしながら、好きな食べ物や趣味など質問しながら
それを似顔絵に落とし込んで描きました。



さぁ、どんな絵が出来たでしょうか。



趣味のお菓子作りをヒントにしたり、
その日着ていた服の模様を大胆に入れてみたり。

好きなものをそのまま入れるのも良いですが、あえてそれの
どの部分を切り取り、絵に表すのか。
短時間でも、さすが!と思える絵もいくつかありました。

福田先生の授業は毎回、ワークショップ形式で行っていきます。
この機会に、普段と違う描き方を色々試していって下さい。

この一年が終わればイラストレーターになれるということではなく、ここでの授業はいわばきっかけ作り。
ここで知り、見聞きしたことを今後に生かしていく。
活躍中のプロがどうやって仕事をしているか、生の声を聞く。

イラストレーターは、資格がありなれるものではないです。
他の仕事をしながらでも、長いスパンで考えると良いのでは。
小さな失敗は気にせず、コツコツと。継続は力です。
自分の絵の見せ方、自分にしか描けない絵とは何か。

今後の授業でもどんどん探っていって下さい。

福田先生の授業は次は来年3月です。
次回もお楽しみに。

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