2015年2月7日（土）イラストコース・福田利之先生の授業内容

イラストコース・福田利之先生の授業は、
ギャラリーVieで２月８日まで開催中の「しりとり世界いっしゅう」展にあわせて
皆で絵しりとりをしました。

隣りのギャラリーへ移動して原画を見ながら
急遽、会場内で授業を行うことに！
２冊のスケッチブックとペンを使い、２グループに分かれて行います。
絵を描き、言葉を添えて次の人へ回します。

展示のしりとりテーマと同じく「世界」をテーマに
福田先生が最初に描かれたのはこちら。



描く最中も皆に見られているのですごく緊張！
次の人が待っているプレッシャーも感じながら進めていくうち
２周目くらいからは、だんだん緊張もほぐれて和やかなムードに。
皆でいろんな話をしながらしりとりしていきました。



最後に皆で描いた２冊のスケッチブックをじゃんけんで勝った方へプレゼント！

福田先生の授業は今期最後です。
イラストレーターは一つの仕事、一枚の絵に人生を賭ける気持ち・勝負をする気持ちで描いている。
万が一、気を抜いて描いてしまったらそこで終わり。
それぐらいの心持ちで毎回お仕事をされているそうです。
今回の授業のしりとりのように話ながら描いて楽しむことも大切な時間では。
長く描き続けるために絵を楽しんで描く努力をして下さい、と締めくくられました。
福田先生、１年間ありがとうございました。

2015年2月7日（土）デッサンクラス・タケウマ先生の授業内容

今日は花を見てその場で描きました。
まず始めに「単体」で描きます。画面の中にどう入れるか考えます。
皆さんよく描けていました。

さぁ次が本番。
今度は花を何種類かまとめて同じ花ビンに入れ「群像」で描きます。
この時、背景もどう描くか考えて描きます。

写真は講師のタケウマ先生の絵です。
左が単体、右が群像で描かれた花です。



講評では、
・メインと背景の描き分けができているか…メインをしっかり描き、背景はメインより抑えて描く
・見たままを描かなければと引っ張られ過ぎずに、取捨選択して描く
・どの花をメインにするか決めてポイントを絞る
・同じ花の中でも手前の花、奥の花で描き分ける
・白っぽい花をメインにして描きたい場合は、その周りや、後ろにある花にグレー系を混ぜて引き立たせる
・下にある茎を最後までしっかり描くと引き締まる

連日寒い日が続きますが、教室に春の花がいっぱいで一足早く春を感じられました。

後半は体のデフォルメを少し復習しました。

来週はお休みで、次回２月２１日は資料を持参して絵を描きます。各自描きたいものの資料を用意して下さい。
課題はデフォルメの復習で、男性を女性に描き換える、です。