N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

侵入者

2010-10-26 10:50:54 | 日記
俺がお母さんの家に泊まり朝帰りをした日のこと(というか今日)
お父さんに駅まで迎えに来てもらい車に乗って暫くしてから

「泥棒が入った」

と言い出した
話を聞いているとどうやら家の方にではなく『教室』の方だ
この教室というのはだいぶ前にも話したが、昔は塾をやっていたのでそういう名前が付いた
家の隣にある40畳ほどの1階建ての縦長の建物だ
そこの入り口が盛大に開いていたらしい
勿論俺もお父さんもそんな場所には滅多な事では入らない
お父さんも俺も入り口を開けた記憶が無いので、原因は不明だが
鍵もしていないので誰かが入った可能性は0じゃない
ただ、中に入っても盗んで得をするようなものが無いので俺は特に気にしていないが

家に帰って早速、一応中を調べることにした
この場所にはいつも土足で入っている
もはや床が見えないほどにごちゃごちゃと物が置いてあるので
素足だと色々危険なのだ、汚いという意味もあるが
一通り奥まで見ても特に変わった様子は無い
といういか変わっていても気付かない
実は外から見たらワンルームなのだが中で敷居がしてある
別名『おばあちゃんの部屋』という場所があるのだ
昔おばあちゃんが住んでいた頃におばあちゃんの部屋に
入りきらない私物を入れてある部屋がある、あった
そこの敷居は2mぐらいのペラペラな板が置いてあるだけなので上から覗く事が出来る
そこで俺は見つけてしまった
昔、10年ほど前にお父さんが買ってきた椅子が置いてあった
何故そこまで強調するのかというと、お値段が張った椅子だと記憶していたからだ

(しめた)

おばあちゃんの部屋の方にもドアが付いている
ちなみにどっちも向こうが透けて見えないがガラスの引き戸だ
そこの鍵の在り処を聞いて早速ドアを開ける
ガラガラガラ・・・
懐かしい音だった
わざとそれらしい音を出しているのか、昔から独特の響きを奏でていた
昔はしょっちゅう聞いていた気がするが
高校を卒業した辺りからめっきり入らなくなった
ちなみに高校生の時は学校をサボる時の避難所として愛用していた
俺のサボりの最高新記録は高校3年の時で28日だ、担任に「これはちょっとまずいよ」といわれた記憶がある

ドアを開けると椅子が置いてある
全体が黒を貴重として、全面が革製だ
背もたれは1mほどはあるだろうか、座ると頭もカバーできるほど高い
手を置く場所も王様が腰掛ける椅子のように肘をついて手で掴むことも出来る
お尻を乗せる場所は負担がかからないように中に綿でも詰まっているのかふわっとしている
この椅子を教室を出すと濡れ雑巾を持ってきて念入りに埃を払う
何年も未使用だった為に全体に満遍なく埃が堆積していた

「今日午前10時45分を持ってこの椅子の所有権を剥奪する」

と、俺はお父さんに言いつける

「あほな、それ高かったんやで」

と言われても興味はない
そもそも使わないものに金をかける方が頭がおかしいのである

「10万円ぐらいしたんやで」

(・・・・・・・・・・・・)

正直そんな風には見えなかった
確かにあれだが・・・

「別にどこかに持ってくわけじゃ無いし
俺がこの家におるときぐらい使ってもええやろ、どうせ置いてあるだけやし」

と言うと納得してくれた

そういえば俺の家の玄関を入ってまっすぐ行ったところにも椅子が置いてある
それは電気椅子と言って拷問に使う道具体に微弱な電流を流す健康器具なのだが
10万円ぐらいと記憶していたのだが、それがまさかあんな値段だったなんて・・・
しかもこれも俺が高校を卒業する頃から使っているのを見たことが無い
今ではただの洗濯物置き場になっている
どんだけ高い洗濯カゴやねん!!!!!!!!!!!!!!!!!


ここで実はもう一つ気になったことがあった
この椅子が置いてあった部屋には中身が入っているゴルフバッグとスノーボードが置いてあったのだ
俺の家族の誰かがゴルフをやったとかスノボーしたとかいう話は一度も聞いたこと無いんですけど…?
俺が生まれる前、貴様ら何してたあああああああああああ
舐めやがって、俺が歳が離れているからってガキ扱いしてるんだな・・・そうなんだな・・・
少しだけ家族との心の距離が離れた俺であった
いや、別にどうでもいいけど(*`・ω・´*)

結局泥棒の話は何処にいったんだろうか

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