N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

地球防衛軍(0)

2010-12-02 12:09:28 | 日記
女の子を泣かしてしまった
皆が総出で俺を彼女に会わせないようにしていた
この小学校には側に海岸がある、彼女は海に行ったらしい
俺が謝ろうと海に行くと、一隻の船が数百メートルほど沖に浮かんでいた
海岸に来たときには既に彼女は学校に戻っていたらしかった
追いかけるように学校に戻ると突然校内放送が流れる

「沖にある船はフィリピンの海賊船で、今海賊が構内に侵入しました」

生徒会長かだれかだろうか、うちには放送部なるものが無かったので恐らくそうだろう
皆がパニクろうとした瞬間に彼らは来た

「イケメンはでろ」

昔、同じような状況に海賊があったときに
イケメンは脱出できなかった状況に陥ったらしく、今回はイケメンを優先してくれるらしい
という事はこいつはイケメンだったのだろうが、顔は良く覚えていない

俺は自分の教室に残り

「皆!
海賊討伐したい討伐組はこっちに集まって!」
(海賊が側に居るはずなのだが何を考えていたのだろうか)

と、呼びかけると10人には満たないが勇士が募る
皆が集まる

「何かイケメンは出れるんやってさ」

と言うと皆は嘲笑気味に薄ら笑いを浮かべた

「まず、持って行く荷物を確認する」

気がついたら総指揮官になっていた俺は集まった皆に言う

「持ち物は何も持ったらあかんのやってさ」

その中の一人が言う
しかし、構内に入ってきた海賊は極少数で一人ひとり検問をはっているわけでもない
海賊に襲われているのに若干緩い空気が漂っている
小学生というものは少し危機判断能力が欠如しているのかもしれない
後で思い返してみればこれは小学生だからではなかった

「ポケットに入る程度なら大丈夫だろう――」

俺がそう言い終る前に事態は急変した

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