不朽の名作『あしたのジョー』の第何話かは忘れたがこんなシーンがある。
大一番を前にして力石徹は過酷な減量と闘っていた。頬はこけ落ち肉体は絞られていく。壮絶だ。
彼らの闘いとはリング上で相手とグローブを交えるだけじゃない。
宿命。ボクサーに付きまとう減量というもう一つの闘いを乗り越えなければ、己に打ち勝たなければ彼らはリングに上がれない。明日はないのだ。それは孤独のなにものでもない。誰も助けてはくれない。頼るはただ己のみ。
悲壮―――。食事はもちろん、水さえもシャットアウト。数箇所ある水道の蛇口にはすべてに針金が巻かれている。強い男・力石も人間だった。強い男の弱さ。己の限界を知る。ある日彼は叫んだ。
「水！水だ！水をくれぇ～～～！」
そんな力石を見守っていた白木葉子（白木財閥令嬢・白木ボクシングジム会長の孫娘）がコップを差し出した。それを手にする力石。
「水よ力石君。飲みなさい。さぁ、お飲みなさい」。葉子は言った。
コップの水を見つめる力石。しばし時間が止まる。
次の瞬間力石はコップを逆さまにする。コンクリートの床に水は落ちていく。
低く、力強い声。
「お気持ちだけいただきます…。ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」。
一度は自らタオル投入を宣言。しかし彼は己に勝ったのだ。“気の迷い”という悪魔のささやきを己の力で振り払ったのである。
怪人クンの葛藤はまさにこれだったのだ。そして今、怪人クンも力石徹になったのだ。
「水よ怪人クン。さぁ飲みなさい」。コップを差し出す女性。顔は見えない。キミは誰なんだ？愛しのムーミンか？それとも“マネージャー”エロ茶か？幻影が怪人クンにささやく。手にしたコップを見つめる怪人クン。次の瞬間、水は床に落ちていた。
「もう大丈夫だ。迷いは消えたよ…」。
やはり“水”は飲まないと決めたのだ。キャバクラはもう行かない。男が言ったのだ。誓ったのだ。友であるナバ、トドの目の前で宣言したのだ。お金で繋がる“友嬢”や愛嬢は失っても痛くはないが、心で繋がる友との“友情”は失いたくない。裏切れない。それだけではない。ムーミンへの“本気度”も嘘になる。だから行かない。
これから怪人クンはどこを彷徨うというのか？
ネオン街という “宇宙”は広い。そこにあるのは何もキャバクラという“惑星”だけではないのだ。怪人クンの世界からキャバクラが消えたってどうってことねぇよ！
怪人クンにもう迷いはない！
※もう少しで“男と男の約束”を裏切るところでしたねぇ。それはできませんね。
“夜の断食終了宣言騒動”が波紋を呼び、水曜あっぴー邸は一歩間違えば修羅場と化すところでした。いろんな意見が飛び交いました。
「トドと怪人クンの“ケンカ”にオレたちを巻き込まないでくれ！オレは怪人クンとトドたちが『Ａ－ＷＡＲＡ』で何を話してたのか聞いてたわけじゃないし、怪人クンがどうなろうと今後キャバに行こうと行くまいとどっちでもいいよ。オレには関係ないことだから」という“イモ”もいれば、「トドは世話の焼きすぎだ。別にキャバクラに行ったっていいじゃん」という“イモ”も。
「トドがあれだけ親身になって言ってくれたことをいとも簡単に覆す怪人クンもどうかなぁ？トドにしてみたら『裏切られた…』って思うんじゃないか？」という“イモ”。
中には…「いやぁ～、お前は面白いよ。オレは楽しんでるよこの状況を。ブログ的にはスキャンダル、事件、事故…他人の騒動ほど面白いもんはないんだから（笑）」という実にのん気な“イモ”もいました。この日トドが怪人クンと目を合わせることはありませんでした。
※「キャバクラはやめてもネオン街はやめないよ！」またこの発言が波紋を呼ぶかもしれません。『所詮はその程度の男だよ怪人クンは！』とトドも“イモ”たちも思うかもしれません。
これについてはハッキリと言っておきましょう。『その程度の男です。ハイ』。撤退宣言は「キャバクラ」のみ。先日のブログをもう一度読んでみてください。
彼らからすればすべてのネオン街もキャバクラも同じ！ということでしょう。でも、怪人クンにはそこまでして自分を抑えることはできません。する気もありません。その必要もないでしょう。夜飲みに出る。行きたい時に行く。これはやめられません。“行かない宣言”など絶対しません！死んでもしません！！！これについては、あの日トドも言ったはず。「それは男としても解る。別にいいと思うよ」と。
※ある人は『結局ね、怪人クンは“言い訳の人生”だね…』と言うでしょう？まぁ、彼らの答えは想像がつきますが（笑）。あ、そうそう、これを忘れないでください。今回だって未遂で終わってるんですよ。未遂で！行ったわけじゃないんだから。これ以上言うと後がうるさいんでこの辺で。
※０時にお開き。その帰り、あっぴーからエジプトのおみやげ（画）をもらいました（写真）。額を買って部屋に飾ることにします。ありがとう！
大一番を前にして力石徹は過酷な減量と闘っていた。頬はこけ落ち肉体は絞られていく。壮絶だ。
彼らの闘いとはリング上で相手とグローブを交えるだけじゃない。
宿命。ボクサーに付きまとう減量というもう一つの闘いを乗り越えなければ、己に打ち勝たなければ彼らはリングに上がれない。明日はないのだ。それは孤独のなにものでもない。誰も助けてはくれない。頼るはただ己のみ。
悲壮―――。食事はもちろん、水さえもシャットアウト。数箇所ある水道の蛇口にはすべてに針金が巻かれている。強い男・力石も人間だった。強い男の弱さ。己の限界を知る。ある日彼は叫んだ。
「水！水だ！水をくれぇ～～～！」
そんな力石を見守っていた白木葉子（白木財閥令嬢・白木ボクシングジム会長の孫娘）がコップを差し出した。それを手にする力石。
「水よ力石君。飲みなさい。さぁ、お飲みなさい」。葉子は言った。
コップの水を見つめる力石。しばし時間が止まる。
次の瞬間力石はコップを逆さまにする。コンクリートの床に水は落ちていく。
低く、力強い声。
「お気持ちだけいただきます…。ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」。
一度は自らタオル投入を宣言。しかし彼は己に勝ったのだ。“気の迷い”という悪魔のささやきを己の力で振り払ったのである。
怪人クンの葛藤はまさにこれだったのだ。そして今、怪人クンも力石徹になったのだ。
「水よ怪人クン。さぁ飲みなさい」。コップを差し出す女性。顔は見えない。キミは誰なんだ？愛しのムーミンか？それとも“マネージャー”エロ茶か？幻影が怪人クンにささやく。手にしたコップを見つめる怪人クン。次の瞬間、水は床に落ちていた。
「もう大丈夫だ。迷いは消えたよ…」。
やはり“水”は飲まないと決めたのだ。キャバクラはもう行かない。男が言ったのだ。誓ったのだ。友であるナバ、トドの目の前で宣言したのだ。お金で繋がる“友嬢”や愛嬢は失っても痛くはないが、心で繋がる友との“友情”は失いたくない。裏切れない。それだけではない。ムーミンへの“本気度”も嘘になる。だから行かない。
これから怪人クンはどこを彷徨うというのか？
ネオン街という “宇宙”は広い。そこにあるのは何もキャバクラという“惑星”だけではないのだ。怪人クンの世界からキャバクラが消えたってどうってことねぇよ！
怪人クンにもう迷いはない！
※もう少しで“男と男の約束”を裏切るところでしたねぇ。それはできませんね。
“夜の断食終了宣言騒動”が波紋を呼び、水曜あっぴー邸は一歩間違えば修羅場と化すところでした。いろんな意見が飛び交いました。
「トドと怪人クンの“ケンカ”にオレたちを巻き込まないでくれ！オレは怪人クンとトドたちが『Ａ－ＷＡＲＡ』で何を話してたのか聞いてたわけじゃないし、怪人クンがどうなろうと今後キャバに行こうと行くまいとどっちでもいいよ。オレには関係ないことだから」という“イモ”もいれば、「トドは世話の焼きすぎだ。別にキャバクラに行ったっていいじゃん」という“イモ”も。
「トドがあれだけ親身になって言ってくれたことをいとも簡単に覆す怪人クンもどうかなぁ？トドにしてみたら『裏切られた…』って思うんじゃないか？」という“イモ”。
中には…「いやぁ～、お前は面白いよ。オレは楽しんでるよこの状況を。ブログ的にはスキャンダル、事件、事故…他人の騒動ほど面白いもんはないんだから（笑）」という実にのん気な“イモ”もいました。この日トドが怪人クンと目を合わせることはありませんでした。
※「キャバクラはやめてもネオン街はやめないよ！」またこの発言が波紋を呼ぶかもしれません。『所詮はその程度の男だよ怪人クンは！』とトドも“イモ”たちも思うかもしれません。
これについてはハッキリと言っておきましょう。『その程度の男です。ハイ』。撤退宣言は「キャバクラ」のみ。先日のブログをもう一度読んでみてください。
彼らからすればすべてのネオン街もキャバクラも同じ！ということでしょう。でも、怪人クンにはそこまでして自分を抑えることはできません。する気もありません。その必要もないでしょう。夜飲みに出る。行きたい時に行く。これはやめられません。“行かない宣言”など絶対しません！死んでもしません！！！これについては、あの日トドも言ったはず。「それは男としても解る。別にいいと思うよ」と。
※ある人は『結局ね、怪人クンは“言い訳の人生”だね…』と言うでしょう？まぁ、彼らの答えは想像がつきますが（笑）。あ、そうそう、これを忘れないでください。今回だって未遂で終わってるんですよ。未遂で！行ったわけじゃないんだから。これ以上言うと後がうるさいんでこの辺で。
※０時にお開き。その帰り、あっぴーからエジプトのおみやげ（画）をもらいました（写真）。額を買って部屋に飾ることにします。ありがとう！