怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

東京仕掛人

2005年07月11日 | Weblog
前夜の激しい雨は止み、蒸し暑い陽気となった日曜日。
朝10時にホテルをチェックアウト。うたさんに電話を入れるともう日記入力の仕事はすでに終了したという。電車で“うたの街”へ向かった。とにかく腹が減った。それと、この二日間は完全に寝不足だ。睡魔が時々襲ってくる。電車の車内ではさらに睡魔に襲われた。

上野に着くとアメ横を歩く。トンテキ(とんかつステーキ)が美味いという店を探す。うたさんがどうしてもそれを食べたいという。一度、一揆塾生と来たことがあるというのだがなかなかその店が見つからない。
「山本さんにヒ帽子を買って行こうか?」うたさんが言う。前日の『民話日記』にも書かれていたが愛用のピンク色の帽子が風で飛ばされ車にはねられてしまったというのだ。もう使い物にならない。「そういうことなら怪人クンがプレゼントするよ」とうたさんに申し出る。アメ横には何件か帽子屋があった。なかなかターザンさんにプレゼントできそうなものが見つからない。そうこうしているうちにトンテキの店をうたさんが発見。うたさんは迷わずトンテキを、怪人クンはハンバーグ定食を注文。うん、いける!トンテキを一口もらって食べてみたがこちらもいけた。

丸井に入る。怪人クンはウンコがしたくなった。食べるとすぐに出るのだ。これは健康な証拠。人間、食ったら出せ!なのだ。少しの間我慢。まずは帽子を探す。1Fには女性モノしかない。8Fが男性モノという。
うたさんと相談してピンクパンサーのキャップをプレゼントすることにした。色ももちろんピンクである。なぜこれを選んだかは最近の『民話日記』を読み返していただければその“謎”は実に簡単に解ける。PANTHER(パンサー)…これを日本語にすると?これ以上は言わないでおく。

うたさんと新橋へ向かう。そこでターザンさんに会い帽子を手渡した。そのまま怪人クンは東京駅へ。15:10発のひかりに飛び乗り“怪人クンの町”へ。
1時間後。新幹線がホームへ到着するとGOODタイミングでうたさんから電話がある。ドアがまさに開いた瞬間だった。以心伝心とはこのことだ。

ウチへ帰りシャワーを浴びてから事務所で日記を書く。この日はケータイから打つ気になれなかったのだ。前日分の日記に写真の挿入もしなければならない。更新が完了したのは21時頃のことだ。
定食屋に寄り夕飯を食べた後帰宅。23時を15分ほど過ぎていた。TBSの『情熱大陸』を見たらくしくも蜷川幸雄氏のドキュメントをやっていた。前日歌舞伎座で観たばかりの蜷川氏歌舞伎初演出となるシェイクスピアの『十二夜』の部分が中心に取り上げられていた。この番組で怪人クンとうたさんが観た幕が“第3幕”であることをこの時初めて知ったのだ。なんとものん気というか、トンチンカンな怪人クンなのである。

東京2泊の旅は今回もまた怪人クンに多くのサプライズをくれた。それを演出してくれたのはターザンさんであり、我が友うたさんである。特にうたさんはどこに行くにも怪人クンと一緒なのだ。2日目は珍しく夕方からの合流となったことはきのう書いたが。彼が毎回怪人クンを“未知の世界”へといざなってくれるお陰で怪人クンもこうして楽しい日記が書けるのだ。ありがとう、うたさん!言うなれば、彼は怪人クンの“東京仕掛人”である。まさに演出家だ。
次回会うのは8月後半?うたさんの仕掛け、また楽しみにしてるよ!


※中川の風景(写真)。ケータイで撮影。