怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

二つの世界

2005年07月01日 | Weblog
なるほど。正しい。まったくその通りである。
木曜の昼、『恋遊記』に届いたトドからのコメントのことだ。だがしかし…。
怪人クンが掲げたテーマ、この『ネオン街100人組手の旅』には、お得意の“疑恋”を楽しむ怪人クンがいるのではなく、そこには恐るべき(?)“真のテーマ”が隠されているのだ。それをここでハッキリと説明しておこう。

この闘い、挑む相手はキャ嬢であると同時に、“自分自身”に対してもなのだ。
“惚れない”。“おちない”。“狂わない”。“惑わされない”。この4つがキーワードである。どういうことかというと、この惚れっぽい怪人クンが“不可能であろう”テーマに挑んで行くのだ。怪人クンにとっては獣道、いばらの道であることは明らかである。果たして、本当にできるのか?

ターザンさんも言っている。
『キャバクラは“寸止め空想恋愛”を楽しむところだ』と。この空間は“真実の恋愛”、ガチンコを探す場所ではない。それは分かっている。分かってはいたが、そうなってしまった…。これからはそれを求めない。それに挑む!

これはゲームである。遊びである。闘いである。
「キャバ嬢たちよ、まずは怪人クンから指名をGETしてみろよ!『お客さん』としてフリー宣言したのだ。今の怪人クンは隙だらけだぞ。すべての嬢にチャンスがあるぞ。さぁ、怪人クンを虜にして、お前さんたちの迷路に迷い込ませてみろよ!」という逆宣戦布告でもある。隙だらけゆえに、そう簡単にはおちないかもしれないよ。ンムフフフ…。
彼女たちの笑顔が、言葉が、しぐさが、その一挙手一投足が嘘(演技)でも真(まこと)でも構わない。もう、その部分を疑いながら、探りながら対峙するのはやめた。これからはこの世界本来の姿、ゲームとして遊びを楽しむ。それができれば怪人クンの勝ち。惑わされて、狂わされて、“アンタが好きだ!”なぁ~んて気を起こしたら怪人クンの負け。その瞬間GAME OVERとなり怪人クンは退場。その店から締め出しを食らう…なんていうのも面白い!?(笑)
どうせなら、そういう“旅”をしてみたい。後腐れなくていいじゃないか。ただし、これだけは言っておく。怪人クンも嬢たちも心が通った生身の人間である。男と女である。
たとえゲームであったとしても、そこに何が起こっても不思議はない。“絶対”はないのである。その時は両者KOという裁定が下されてドローとなるのか?(笑)あとはお好きに…である。

真実の恋なら“現実の世界”で見つける。それは本名である時の“素顔の怪人クン”だって望んでいることなのだ。『お金で繋がる関係』なんて誰が望む?怪人クンというマスクを脱いだ素顔の男、“伊達直人”としての恋を探す。今はまだ素顔の世界にときめくような“絶対王者”がいないだけなのだ。それが見つかった時、このゲームは完全なるコンプリート・フィニュッシュを迎える。“バーチャルよサヨナラだ!”と言って“素顔の怪人クン”に帰るさ。それまでは…。
“ネオン街のホームレス”怪人クンの世界は怪人クンの“もう一つの世界”である。同じ人間の中にも“二つの世界”があるということだ。


※以前うたさんに「怪人クンと本名の●●●の関係ってさぁ、タイガーマスクと伊達直人の関係と同じだよね」と言うと『そんなカッコイイもんじゃないよ(笑)』と一蹴されてしまったことがありました。
※指名嬢には間合いが縮まった分の“安心感”があります。フリー嬢の楽しみは、“開けてビックリ!”の世界。今宵の相手はどんなコなんだ?と席に着いてから相手の嬢が出てくるまでの期待感というか、初顔合わせの場合は特に『どんなゲームが始まるんだろう?』という…。これも楽しみの一つとして今後に期待しています。
※ポンペイ遺跡で。ミイラ(写真)。