野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

蝶たちも

2007-04-17 19:01:49 | 昆虫

コツバメ

キケマンに止まって、お澄まししているコツバメちゃん。
黄色い花に、コーヒーブラウンが素敵だよ。
引立つところを心得ているんだね。


ベニシジミ

今日はいちだんと艶やかに・・・どちらにお出かけ?


テングチョウ

枯れ草に紛れて、隠れているつもりだったのね。
お願い綺麗に撮ってあげるからちょっと羽を広げてくれないかなぁ。その方が美人だよ。


モンシロチョウ

いつも飛び回ってて、撮らせてくれないモンシロチョウ。
今日は大人しいね。撮らせてくれてありがとう。

昆虫達も

2007-04-15 20:57:22 | 昆虫

ホソヒラタアブ

庭のナガミヒナゲシの花が咲き始めました。♪
1番目のお客様はホソヒラタアブ君。
なにやら、ひそひそとナイショ話してるね。
あとでこっそり教えて。


カクムネベニボタル

カラスノエンドウと遊んでいるのはベニボタル君。♪


ミツバチ

ミツバチ君は花粉集めに忙しい!
花粉をそんなに抱えて飛べるのかな。


ヒメギスの幼虫

☆ 花虫とおるさんのコメントでヒメギスの幼虫と教えて頂きました。
  花虫さん、ありがとうございました。


マルカメムシ

5mmの大きさの、カメムシらしくないカメムシ君。
顔がユーモラスでしょう。♪


コガタルリハムシ

花虫さんのコメントでヒントを頂き、コガタルリハムシと判明しました。
イタドリの葉がお好みのようですよ。


1枚目の写真以外は、今日近くの竜王山公園で観察した小さな仲間たちです。
市内の公園は自然度が少ないのであまり行く事は有りませんでしたが、草刈をされる前のこの時期は、豊富な野の花や昆虫達の楽園なのですね。
”竜王山の植物を守る会”の方達の努力も功を奏しているのかもしれません。

☆ 昆虫達の名前が間違っていたら、遠慮なく教えてくださいね。

中国山地

2007-04-14 19:06:59 | 野の花

ハルトラノオ

先日に続き、今日も中国山地の谷沿いを歩きました。
中国山地に入り、標高900mほどの峠を越えると島根県に入ります。
源流釣りをされる人達しか入らないと思われる沢伝いには、ハルトラノオが可憐に咲き誇っていました。


フタバアオイ

「この紋どころが目に入らぬか。」の葵の紋のモデルです。♪
まだ芽吹いて間もないのか、花を付けているのはこの1つだけでした。


ニリンソウ

ニリンソウは、まだ蕾が多い状態で、これからが見頃のようです。


コガネネコノメソウ

毎年この地を訪れるのはヤマシャクヤクの咲く頃。今年は早めに来たら、コガネネコノメソウの群生に逢えました。 当然、ヤマシャクヤクは硬い蕾です。
1つの花の大きさは3mmほど。花が寄り集まった1つの塊が、1cmから2cmの小さな花です。


エンレイソウ


メノマンネングサ

エイザンスミレ

2007-04-13 18:54:07 | 野の花

エイザンスミレ

複葉性のスミレの仲間を見るには、中国山地の標高のあるところまで行かないと見る事が出来ません。



毎年、この時期になると、エンザンスミレに逢いに中国山地のある山を目指します。
数年前まで、林道は石ころだらけで、車体の下をこすらないように低速で進んでいましたが今は開発が進み、ハイウエーのようになっています。
当然、沢山の車が入ってきますので、林道脇に生えていたエイザンスミレなどは姿を消してしまいました。



この山も、補助金目当ての意味の無い開発だ聞いた事があります。
いつまで、こんな事を続けるのか悲しくなりますね。



ヤマシャクヤクやイチリンソウ、ニリンソウ、エンゴグサ、様々なネコノメソウの仲間たちが待っていてくれた山も魅力の無い山に変りつつあります。



林道脇の斜面や渓流の流れに沿ってワサビ畑が点在し、「ワサビはワサビ農家のものですから採取しないで下さい」と書かれた、酷道当時は無かった看板が立っています。悲しい光景です。

苺狩り

2007-04-11 19:44:52 | 野の花


友人のご親戚の苺農園で、小さな苺が沢山実っているから採りに来ないかとお誘いを受けました。
苺は小さいうちに熟すと商品にならないから、いくらでもどうぞという有り難いお誘いです。
写真の左の小さく熟している苺がターゲット。
甘味は、小さくても大きなものと全く変りません。


苺の花

野薔薇に似た可憐な花を咲かせています。

           
           苺ジャム

           早速、ジャムを作りました。
           三温糖を使っていますので色の濃いジャムが出来上がりました。♪

竹の子掘り

2007-04-09 19:37:43 | 山菜

雄竹と雌竹


友人から竹の子掘りに誘われました。
竹林の中は、全く竹の子の気配は感じられませんが、友人はここにも、ここにもと言って標をつけていきます。
枯れた竹の葉を除けて、少し掘ると現れました。!!

掘りたての竹の子は、えぐみが少ないので帰ると直ぐに皮付きのまま塩茹でにしました。

☆ 4月11日追記
たまたま見たテレビで竹の子にも雌雄がある事を知りました。
見分け方は、竹の子の先の薄緑色の部分が1つにまとまっているものが雌、バラバラになっているものが雄だそうです。
ですから、写真では左側が雄、右側が雌という事になりますね。
竹の子のお雛様です。♪



竹の子と山菜の天麩羅

竹の子、頂き物のコゴミ、蕗、もみじの新芽、カラスノエンドウの花を取り合わせて。
天然の椎茸とツワブキを合わせた煮物は”きのこ”のブログにアップしています。♪

今日の観察

2007-04-08 17:07:23 | 野の花

イチリンソウ

ベニヤマタケの観察会でしたが見るべきものも無いので観察会終了後、お供を誘い大正洞へ。
ところが大正洞では桜祭りが催されていて駐車場はいっぱい。どうにか車を止めたものの人で溢れています。


ウシハコベ

人が沢山いる中で写真を撮るのは・・・と思案しましたが、さすがに杉林の中まで人は入って来ませんでした。


スズシロソウ


ムラサキケマン


キランソウ

似たもの同士

2007-04-07 19:15:54 | 野の花

カラスノエンドウ

カラスノエンドウは繁殖力旺盛でナガミヒナゲシと共に庭の主になっています。
どちらも花が可愛いからと大目にみてた結果です。


スズメノエンドウ

カラスノエンドウに比べかなり小さく、普通に歩いていては、とても見つける事は難しい。


カスマグサ

カスマグサは、カラスノエンドウとスズメノエンドウの間くらいの大きさなので、カラスのカ、スズメのスをとって命名されたそうですよ。
フラサバソウも似たような命名をされていますね。
フランチェとサバチェというフランスの生物学者の名前をくっつけて名づけられています。

                   ↓ そのフラサバソウです。





今日の秋吉台

2007-04-06 19:21:40 | 野の花

センボンヤリ

久し振りに秋吉台の北部を歩きました。
北に位置しているのでこの時期に咲いているスミレ、センボンヤリ、キジムシロ、オキナグサは背丈も短く、南西の台地に比べると植物の芽生えは、やや遅いようです。


オキナグサ

見つかると嬉しいものです。今日はかなり観察できました。
来年も、この状態が残っていますように・・・。


カキドウシ

台上に上がる途中にはカキドウシ、ムラサキケマン、各種のすみれ、タンポポ、レンゲなどの春の花達が咲き競っています。
帰りに撮ろうと思っていましたが、台上で思いの外時間を費やし、撮る時間がなくなってしまいました。


ワラビ

ワラビもようやくお目覚めです。

すみれ

2007-04-05 21:00:19 | 野の花

シハイスミレ

葉の裏が紫色をしているから、紫背すみれ。
憶えやすいですね。大好きなすみれです。


タチツボスミレ

すみれの写真を撮るのはなかなか難しく納得のいく写真はまだ撮れていません。

すみれの目線にするには、地面に伏さないと撮り難いのと風にゆらゆら揺れる・・・と綺麗に撮れない事の言い訳をしています。


スミレ

縁石の隙間に紫色の帯を敷いたように咲いている事があります。
根性大根ならぬ根性スミレですね。